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自分にとってキャリアとは何か?

10/2、あすてっぷ神戸のキックオフイベントにオンラインで参加した。
あすてっぷコワーキングの施設も見ることができて、神戸にいたら使いたかった…そう思うくらい素敵な施設。
ベビーカーを横に置いて作業できるスペース、子どもが遊べる空間、託児ができる。子育て中の方には入りやすいだろうな。
ぼやっと自分もこういう場づくりに興味があったので、機会があればやっぱり行ってみたい。

トークイベントの内容も学ぶところがたくさんあったのでいくつかまとめておきたい。

川下りキャリア

いつか海にたどり着く、そう思って進んでいく。

キャリア以外でも目標設定の例で山登りはよく使われる。当たり前だけど頂上を目指すためにずっと登り続けるのはしんどい。それに頂上に着いたらあとは下るのみ。

そう捉えるよりは、海というゴールへ向かうのにどの川(選択肢)を選ぼうか、と考えるほうが気持ちが楽になりそうだなと感じた。
頑張り続けないといけないのは正直しんどい。キャリアを含めて目標に対して自分がどう捉えるか、認知を柔軟に変えて行動してきたことが伝わるお話だなと感じた。

もがいていることの受け取られ方

子育てしながら復帰を見据えて、いろんな資格取得の勉強をしてきた方もいた。
「もがいていた」とお話されていたが、現場から少しでも離れると焦りや不安で必死になるのは、子育て中でもそうでなくても当てはまる。自分と同世代のミレニアル世代やZ世代もこういう理由でバーンアウトに繋がるケースもある
自分はまだ子育てしていないが、自分がどんなふうに仕事をしたいのか、活動したいのか、絶賛もがいているところ…。

自分目線では興味あることをインプット、アウトプットしようと必死なんだけど、何で必死になっているのかを知らない人から見ると「す、すごいね…!」と壁を作られる。だから、一緒にどう?参加しない?と誘っても『私とあなたとでは違う』と線引きされて断られることもしばしばある。

一方で、必死になってもがいている最中の人、もがいてきた人、もがくこともあるよねと思う人が見ると、「え、それでそれで??」と興味を示してもらえる。ここまで受け取られ方が違うんだ、と最近感じることがよくあったなあと思い出していた。

子育てしながら、自分はどう在りたいのかを「必死でもがいている人」が素直な気持ちで集まれる場も必要だなと感じた。

キャリアを考える前の準備

キャリア相談を受けた時、その前にこころの相談を受けることもあると話されていた。
孤独を感じやすい、置いてけぼり感を感じやすいママ(保護者)だからこそ、ちょっとでも気持ちを吐露することは大事な作業。なかなか吐き出せない環境にいる人も多いはず。

医療でもまずは身体的な評価をして、原因である身体的要因を取り除いた後、精神的評価、社会的評価をしていく。でないと、身体的要因があるのに気持ちの問題だとしては、本当の原因を見失って結局その人の苦痛はとれない。
何だかそれと似ているように思えた。

まず仕事をどうするか考える余裕を作るために、今何に引っかかっているのか、モヤモヤしたことを話す機会があって、精神的な余裕が生まれてきたら、自分にとってこれだと思える選択ができるようになるはず。

大人が楽しそうに活き活きと、仕事や学び、生活しているのか?

子どもたちにとっては身近なロールモデルとして大人は見られてもいる。
もがいている所を含めて、この大人はどんなふうに過ごしているのか?という問いに、自分のペースで準備を整えた上でキャリアを考えられる人が増えればいいなと思う。

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