見出し画像

”つながり”についてお話しさせて頂きました

昨日「江東区助け合い活動連絡会 第10回研究会」でお話をさせて頂きました!
行政の方々や地域で活動されている方々などを中心に数年前に発足した会で、今回の研究テーマである「SNS・サイトを活用した助け合い活動」の講師として呼んでいただきました。

講演タイトルは「スマホ教室と地域の笑顔〜つながり〜」という内容で、スマホをはじめとしたテクノロジーを活用して、どう地域と繋げるかを皆さんと一緒に考えました。
時間は45分間という時間でしたが、僕が実際に行なっている「高齢者向けスマホ教室」の実績や改善点などを時代背景と絡めながらお話しさせて頂きました。

==============

会場に集まっていらっしゃる方々は中高年〜ご高齢の方が多かったです。
冒頭にスマホの使用についてご質問させて頂くと、約7割の方がスマホを持っていらっしゃり、そのうち約8割以上の方がスマホをインフラの一部として使われているとのことでした。

しかし、地域活動への活用はあまり進んでいないようで、テクノロジーをどう「コミュニティ」「つながり」に結びつけていくのかを提供する必要がありました。

1人もいない”平均的な人”への話はやめた。

45分間で自己紹介・背景・概要・実績・今後の活用、を伝えるのは非常に難しいと思いました。
一点突破しすぎると、知識がマダラなご高齢の方々を置いてけぼりにしてしまうし、サラッとしたことだけを総合的に話してしまうと、結局何を伝えたいのかが伝わらない。

ここで一番重要になるのは、「誰がいるのか(対象とバックグラウンド)」「何を聞きたいのか(目的)」でした。

資料の構成や流れ、ロジックは仲間に手伝ってもらって作り込んでいたので心配はなかったのですが、やはり会場に入り皆さんの雰囲気を肌で感じるとまた違ってきます。
ここからが腕を試されるところかもしれませんw

「もういっちゃえーーー!!!」

話し始めて数分、伝えることを「熱」だけに絞りました。w
知識レベルはスマホを持っていないけど、一番頷いてくれていた男性の方にピンポイントで絞り、話を進めました。

全体に伝えられることは、熱しかありません。
みんなそれぞれに知識や姿勢や考え方も「地域のためになんとかしたい」という想い以外は良い意味でバラバラです。
カテゴライズして内容を寄せることは不可能だと感じました。
そうであるならば、内容は、「スマホを持っていない/話の内容に前向き」な男性、おそらく同じような方が会場に数名いるであろう方々に話を届けることにしました。

「こいつならいける!」と思わせる

会場の全員に話を届けられたかというと、そうではないと思います。
贔屓目に見ても、僕の話になんらかの感銘を受けてくれた方は会場の2〜3割程度。

でも、それで良いと思いました。

「ふぅ、終わった〜」

パソコンの周辺機器を片付けつつ過ごしていると、
「あのぉ、よろしいですか?」
見ると、女性の方が。

今年から地域誌を始め、月間1万部を超える規模に成長されたとのことで、スマホ教室や僕を取材をさせてほしいとのことでした。

その後も、男性の参加者の方々や自治会の会長さんなどから挨拶を賜り、スマホ教室の立ち上げやHPの開設のお手伝いをさせて頂くことになりそうです。

すぐ次のアクションにつながる種や素がドバドバと頂くことができました。

会場のほんの一部かもしれないけど、信じて頂ける方々と”つながる”こと、”次のアクション”をすることができました。

=============

発信することで、届かなかった人に想いを届けることができる。
次の行動につなげることができる。

そう感じた1日でした。


<終わり>



この記事が参加している募集

コンテンツ会議

シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。