ミヤケです！

副業とか複業とか言われて久しいですが、
僕なりになってみて上手くいったことや失敗したことから学んだことを書こうと思います。

「自分はそんな・・複業とかできるような仕事はしていないし能力もないから・・・」
と思う人もいるかもしれません。
大丈夫。
僕は介護業界の人間です。
なんてたって、現在各産業の中で随一の生産性の低さを誇る介護業界からスタートしました。
ITとかコンサルとかではありません。
労働集約からの複業。
ぜひ参考になればと思います。

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もちろん！！本業に全力で！！

結構ここが中途半端で、技術の向上や成長を止めてしまうケースが多いんじゃないかと思います。

例えば、僕の場合でよかったことは、
まる4年以上常勤の介護職・相談員としても働けたことです。
ご高齢の方とのコミュニケーションだけでなく、社員として年上の方に指導させていただいたり、トラブルやクレームなども多くを担当したことで、その後に活きる経験になりました。
また、採用や経営管理・採算管理なども部署を代表して遂行したりしたことで、介護職では見えなかった景色にたくさん出会えました。

今でも現場に出ていますし、日々学ぶことが多いです。
まだまだ至らないことも多いなあ〜と思えることで、初心に帰り、本気で現実に向き合うことができます。

やはり本業、自分の魂を捧げられるポイントが一つあると、苦しい時でも成長に繋がってくれますね。

まずは、具体化

本業に本気で取り組みつつ、まず僕がやったことは具体化することです。

何を具体化するのかというと、
「本業の中で、自分が”めっっっちゃ楽しい！！！”と思えること」を具体化して挙げていきます。

例えば、
・おじいちゃんおばあちゃんと話すの楽しい
・いろんな知らない話に出会えてワクワクする
・働きやすい環境を作りたい
・幸せに働くための手助けをしたい
・やったことのないことでも、自分で意思決定してみたい

こんなことをバーっと書いたり考えたりしました。

僕はこんなことが日々の仕事の中で楽しいと思っているんだ、と改めて振り返る機会にもなりますね。

次に抽象化

前段で上げた楽しいことを、今度は抽象化していきます。

例えば、
・会話や対話が心地よく生まれるような活動をしたい
・苦しいこと大変なことを改善したい

少々雑ですが、こんな感じで抽象化したりまとめたりしました。

そして、具体化で、ドーン！！

最後は、その抽象化したものに当てはまるようなことをひたすらやってみるだけです。

僕の場合だと、ずっと介護の仕事をしたかったのですが、抽象化すると、介護経営のコンサルや、学習支援事業、スマホ教室の活動など、これまで考えもしなかった活動やお仕事に繋がることができました。

子どもの学習支援なんて・・・
と不安にもなりましたが、抽象化したことを信じてやってみると、結構楽しいんです。
ボランティアさんや運営職員のマネジメントも楽しいし、保護者様との面談も自分の得意なことを生かしつつ、楽しんでいます。

大切なこと

最後に一番大切にしていることを書きます。

副業や複業というと、特に介護などの労働集約性の高いお仕事において、ついつい
・たくさん働くこと
・長い時間働くこと
・介護職なので、介護職の仕事をすること
・介護職なので、手を動かす仕事
と、安易に横展開しようとしてしまっているケースを散見します。

いいことではあると思うんですが、
いずれ身体を壊します。
それに、厚みのある成長はできません。

動きたい、新しいことをしたい、していると思われたい、かっこいいと思われたい・・・・

わかります。

でも、一番大切なのは、自分自身が幸せであることです。

人はいつだって、自分の幸せのために生きていると思います。
自分のために、誰かに貢献したいと思うし、誰かを大切にしたいと思います。

だからこそ、具体化して、抽象化して、考えることをやめないでください。

きついことを言いますが、考えていない人が多過ぎます。
自分を大切にしていない人が多過ぎます。

カッコつけるなら、見えないとこで痩せ我慢の一回や二回してもバチは当たりません。

横展開は、あくまで
・本業だけでは得られない爆速成長をするため
・本業での圧倒的経験を生かして別の価値を出すため
・人格を高めるため
僕はこれだと思います。

横展開して、よりしんどくなって、ストレスが増えて、惰性で毎日を過ごして・・・

そんなことをしている暇があるなら、本業に命をかけたほうがよっぽどいいと思います。

僕は色々やっています。

でも、やっぱり介護事業に命をかけたい。
上手くいかないことも、至らないこともたくさんあります。
もう社会人7年目にもなるのに、簡単なミスや安易な意思決定をしてしまうこともあります。
そんな時僕は、「ああ、成長できるな。迷惑をかけた人のためにも、たくさん成長しよう。」と思えるんです。

今日を、一生懸命生きる。

横展開するなら、これだけは忘れたくありません。

＊

＜終わり＞