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お金が好きで悪いの?いいよね!②【東陽町スマホ教室:8/13】

前回の続き。

実生活に根ざした「お金」への感度が高いにも関わらず、知識が追いついていない。
その背景には、複雑化した料金システムやデジタルリテラシー格差などにより、「搾取される」中高年・高齢者が溢れています。

今回は、そういった現状の中で、僕の目で見てきた事実ベースで大きく2つのポイントについて書いていきたいと思います。

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”未必の故意”付帯オプション

大手キャリア・格安SIM含め、今日本国内には多くの会社(30社以上)が存在しています。

もちろん、相対的にデジタルリテラシーの低い中高年〜高齢者世代の方々は、大手3キャリアで契約されている方々がほとんどです。
辛うじて”大手”格安SIM(Y-mobile、UQ、イオンモバイルなど)のスマホを契約されている方がちらほらいる程度です。

そういった現状において、一方的に販売店や会社を批判するつもりはありませんが、利用者の中には「行き過ぎた」過剰オプションがよく見られます。

Google検索の方法すらまともに分からない人が「動画サービス」や「最新音楽配信サービス」を使うと思いますか?
よくある「最初の3ヶ月は無料」のやつですね。
もちろんその代わりに割引を受けられたり、3ヶ月ちょうどでオプションを解約すれば問題ないこともあります。

それ、本当に最適だと思いますか?

トボけてませんか?

自分のばあちゃんやじいちゃんが同じ契約をしても納得できますか?

みんな知らない「シェア」

これもよくあるケースなのですが、ご夫婦で定額パックをシェアしている・家族でシェアしている、という契約パターンです。

ご夫婦2人で10GB/月で、1人1GB/月くらいしか使用していない。
のような事例もありました。

このシェアについての落とし穴が2つあります。

①必要以上の容量

中高年〜高齢の方々の多くは1GB/月未満の使用量です。
夫婦2人で2GB/月未満。
ご主人がほとんど使わないから2人で1.5GB/月も行かない、といったケースも多くあります。

そんな生活状況の中で、2人で5GB/月とか、10GB/月とかは必要ありません。

中には、30GB/月の方までいました。
その方はスマホを契約して一年間、YouTubeの存在すら知りませんでした。

でも言われるんです。
「使用量がオーバーしたら、追加料金が発生しますよ」

気づきますか?

【オーバーしない方法】は教えないんです。

話が長くなるのであまり書きませんが、子供や部下や後輩にも同じようなことをしていませんか?
失敗しないように、コケないように、あらかじめ、かつ過剰なまでに予防線を張ろうとする。
でも、重要なのは「失敗した時」「失敗しそうになった時」にどうすればいいのかを一緒に考え、提案することです。

②主回線と子回線

ご夫婦で契約されている方に多いパターンです。

ご主人が主回線で奥さんが子回線(シェア)しているケースです。

この場合、例えば奥さん(一般に社交性が高い)がスマホ教室で安くなる方法を聞いてきても、主回線であるご主人が「YES」と言わなければ変更することはできません。

年長世代特有の男尊女卑に漬け込んだ・・(言い過ぎそう)

まあ、シェアすることで「身動きが取れなくなる」ことも発生するのです。

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これからこういった現状からどう変化をつけられるか、挑戦してみます。

「スマホから国民を救おう!」w


<終わり>



シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。