オススメの病院を教えてくれるカフェ。〜カフェが”スナック”してる〜
今日も辰巳での仕事終わりに、あそこに行ってきました。
cafelalala です。
今月1日に、たまたま立ち寄ったことがきっかけで、すっかりファンになっています。
ここには、地域コミュニティの新しい形がある!
多彩な経歴を持ちながらも、地域の高齢者と同じ目線で寄り添う"お母さん"にハマっています。
もう5回も通っています笑
3.4日に1回ペースですね笑
『あ!お疲れ様〜!』
カフェに入ると、いつものように迎え入れてくれました。
お店全体が見渡せる、壁際の定位置の席に座り、ボーっとお店を眺め、
せっせと作業しているお母さんを眺めます。
至福の時間です。
程なくして、お母さんがお冷を持って来てくれました。
ーん〜。じゃあ、ほ・・
"ホットのブラックね!"
僕の注文を聞かずとも、お母さんにはお見通しです!
(毎回それしか頼んでいないですが笑)
お母さんがカウンターに入ったのを見ると、いつものようにパソコンで作業するため、カバンに手をかけました。
ふと、中央テーブルに座るおばあちゃんと目が合いました。
軽く会釈。
このおばあちゃんが本日の主人公です。
"今日はなんだったの?"
カウンター越しのお母さんの背中から声が聞こえました。
"新規利用者さんの契約だったんですよ〜"
"そうか〜それはお疲れ様。"
"介護の契約ってのは難しいの?"
ーまあ、いくら介護保険って言っても、民間とお客さんの契約ですからね。普通の契約と似てますよ〜
最初だけね、説明を長々としたり、サインをしてもらったり、多いんですよ〜
プルプルプルプル
中央テーブルのおばあちゃんが、怪訝そうな顔で顔を振っていました。
”◯◯さんは、要支援だっけ?”
お母さんがそのおばあちゃんに話しかけました。
”そう、要支援1だ。”
ーそうなんですか?
”◯◯さんね、91歳なんだよ〜”
”今年でね。”
ーすげー!お元気ですね!
”そうよ〜手続きとかね、全部自分でやったのよ!”
おばあちゃん、ノってきました。
それからは、おばあちゃんが突然倒れた話、娘さん夫婦が駆けつけてくれた話、など、矢継ぎ早に話してくれて、
気づけば僕は、おばあちゃんと同じテーブルに座っていました。
ばばログ
話の切れ間を見逃さず、ずっと我慢していたトイレに立ちました。
戻ると、お店にお一人の女性がいらっしゃって、お母さんと何やら立ち話をされていました。
どうやら、最近膝を悪くされたようで、いい病院を探しているとのことでした。
”病院に行こうと思うんだけど、時間がなくて。”
”いい病院ないかしらねえ。”
お母さんが、”この人専門家だから知ってるかも。どこか知らない?”
と僕に聞いてきました。
・・・専門家ではないが。
そう思いつつ、その日、新規の利用者さん宅で話が出た病院名を言ってみました。
”◯◯病院がいいとか。”
「そこはダメ!!!」
話に割って入ってきたのは、おばあちゃんでした。
ーダメなんですか?
「そうダメ。」
「あそこはねえ、確かに年寄りが沢山行ってて、リハビリがあるとかないとか言ってるけど、あそこはねえ、薬局なんだよ。」
???
三人とも”???”
ー薬局・・ですか?
「そう、私がたまに言ってる、◯◯は”病院”、でもあそこは、”薬局”なの。ろくに診察しないで、薬出すだけなの。」
三人「あー!薬局ってそういうことか。」
初めて聞いた表現w
でも、話を聞くと納得しました。
「あそこはね、1週間に何回も何回も来い、っていうの。でも、ちっともよくならない。」
ーあ、僕の知り合いの人も、そこに毎日通ってるって言ってました!
「そうでしょ。毎日通わないと治らない。通っても治らない。そんなのは医者じゃないよ笑」
僕たちは、無意識のうちに、”毎日通っている”=”良いこと”と思いがちです。
でも、実際に通っている高齢者の実感は、少し違うものでした。
「私はね。◯◯がいいと思うよ。先生も優しいし、2週間に一回行けばいいの。行き始めてから痛みがかなり減ったのよ。」
グー◯ル検索より、強い・・・。
そう思いました。
ネットには、そんなこと書いてないんです。
コミュニティというより、もはや一つのサービスですね。
”たまたま立ち寄れば、オススメの病院を教えてくれるカフェ”
・・長くなっちゃったw
でも、僕が立ち寄った2.30分でそんなことまで教えてくれました。
コミュニティの力はすごい。
そう思った昼下がりでした。
さ、イチロー観に行こ!
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