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#43 ”唯一の村”へキャンプに行こう!【”なぜやるのか?”編】:フラット型組織になれるか!?〜デイサービスの挑戦〜

チームの環境・状況が「新しいステージ」へと変化を遂げていくとき、あるいは遂げようとするとき、遂げるかもしれないとき。
どんな取り組みをすればいいのか。
一年半前に思いつきでやってみた「BBQ!」。
みんながそれぞれ主役になり、いつもと違う”角度”からのコミュニケーションが発生し、「何と無くいい感じ」の時間になりました。

一年半経った今、僕たちのチームは新しいステージに進化しようとしています。

管理者キヅカさんの「思いつき」で一気に進んだ【キャンプ計画】。
今日は、なぜ、チームメンバーで「檜原村」に行くのか・・・
その理由と想いについて書いていきます!

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檜原村キャンプの理由と想い①「別世界の環境」

前回の冒頭で少し書いたのですが、
ミーティングや面談や飲み会をしていてもたどり着けない「高み」があります。
特に、福祉を生業にしているメンバーは、「頭で理解」するよりも「身体で理解する」という文脈が適しているように思います。

「なぜお互いの理解が必要か」
「〇〇の成果が出れば、なぜ幸福を感じるのか」

上記は一例に過ぎませんが、「理解の仕方」についてはしっかりと考えなければいけません。
理解の速度(何を速度とするのかは議論が必要だと思いますが)は遅いかもしれませんが、「理解してからの安定感」はハンパないです。
身体を以って理解しているので、「ご飯を食べる」「歯磨きをする」レベルで安定します。

そのためには、ミーティングなどの「言語と視覚のみ」の場よりも、環境を変えて「身体全て」で理解できる場が必要だと思います。

檜原村キャンプの理由と想い②「正しさ”ゼロ”」

僕たち人間は日々「正しさ」と戦っています。
というか、「正しさ」と戦っていることすら認識できないまま「正しさの中に」どっぷり浸かっています。
日々の業務をしていても、ミーティングをしていても、
「こんなことしちゃいけないだろう」
「こんなことを言わなければいけない」
そう思いますよね。

「会社」や「組織」という構造の中で正しさ抜きに物事を進めて行くことは難しいです。

しかし、「自然」には”人間の正しさ”はありません。
何をやっていても「ただの現象」の一部になります。

自然の中で、体験して食べて遊んで。
それらの中には正しさが極端に少なくなっています。

「こうしなくちゃ!」
と考えなくて良い環境の中で身体的に「感じて」欲しいと思います。

檜原村キャンプの理由と想い③「食べる」

一緒に「食べる」ことで、心理的障壁を下げ、リラックスした状態で会話することで、普段見えなかった一面や普段話せないことが「ほんの少しずつ」垣間みえてきます。

”子ども食堂”に代表されるように、本来食卓事情を解決するために作られたのに、「食べることで親子の会話が増えた」「普段言えていない子供の本音が聞けた」「子供の非日常の表情が見えた」などの効果が得られたとの話もよく聞きます。

人間の三大欲求の一つである「食欲」をツールとして想いを共有して欲しいと思います。

檜原村キャンプの理由と想い④「みんなが”なりたい主役”になる」

ここが一番実現したいというか、こうなって欲しいなと思うことです。

「主役」というと、先頭に立って目立っている、という印象を受けがちですが、ここで言いたいのはこういうことではなく、
「自分のなりたい〜」が重要です。

自分が影響を与えている
自分が自分で動いている
自分がやりたいようにできている

いわゆる、「自己肯定感」の上に成り立つ「自己効力感」を感じられるかということです。

面白いことを言いたい人は勝手に言えば良いし、
話をひたすら聞きたい人は勝手に聞けば良いし、
同僚というより、同僚の子供と遊びたい人は勝手に遊べば良いし、
酒を飲みたい人は勝手に飲めば良いし、
肉だけ食べたい人は勝手に肉を食べれば良い。

少しドライに聞こえるかもしれませんが、自然の中で全てが肯定されることが前提なので、孤独感というより、「安心感」の上でみんなが思い思いに過ごす空間になれば良いなと思います。

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さあ、いよいよ次回は「計画」です!

みんな!頑張って計画してくれーー!!!w




<終わり>



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