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#42 ”唯一の村”へキャンプに行こう!【思いつき編】:フラット型組織になれるか!?〜デイサービスの挑戦〜

チームに大きな変化があった時、あるいはこれから起こる時。
どうやってみんなの心を一つにするか、理解し合うか、どのチームでも頭を悩ませていることだと思います。
”全員でミーティングしようか、一人一人と面談しようか、飲み会をしようか”
どれも「間違いではない」と思います。
しかし、目を向けなくてはいけないのは、「リソース」と「感情・理性」です。

全員でミーティングするにしても、なかなか時間が合わないし、全員が同日に出勤しているわけではない。
仕事をとても大切にしてくれているメンバーだけど、家に帰ると子供がいて、奥さんがいて、ご主人がいて、おばあちゃんがいて。

人間の持っているリソースは無限ではないので、何をどのタイミングでどうやって大切にするのかを考えなくてはいけません。

また、複数人で話す場だと自分の考えを言えたりするけど、一対一で話すとなると緊張したり萎縮したり、追い込まれているような気になったり。
本筋(お互いを理解するなど)とは異なった方向ばかりに気を取られてしまう場合もあります。
みんなでワイワイするのはとても好きだけど、何と無くお酒の場が好きではなくて、お酒を飲むこと自体にも抵抗がある人だっています。

本質的に話したいことにたどり着くまでに、僕たち人間は、自分や他者を取り巻く様々な「感情・理性」と対面しながら向かって行かなければなりません。
時に、その「感情・理性」の強さが増し、本筋に辿り着かないまま立ち消えになってしまうことだってありますよね。

チームの状況も環境も変わらなくて、メンバー全員が気持ちよく動けているのであれば、そうした「感情・理性」をみんなで分け合って進んでいれば心配ないと思います。

しかし、時間も進み、時代も進み、外的環境の変化スピードが人間の閾値を越えようとしている現代において、「このまま変わらない」なんてことはあり得ません。もしそう思っているのであれば、「このまま変わらないで欲しい」が正確な気持ちだと思います。
人間は保守的な生き物です。今の状態をキープすることに躍起になる生き物です。
それは、過去の歴史科学が証明してくれています。

だからこそ、変化にぶち当たった時に、僕たちは人間としてどんな行動を起こせばいいのか・・・

話が大きくなりそうなので、本題に入ります。

過去、大きな変化のタイミングで、チームメンバー全員で実施したことがあります。
それが、前回前々回に書いた「BBQ!」です。

特に何かの結果に期待した訳ではありませんでしたが、
スタッフの子供たちも含めて、非日常の体験をすることで、いつもと違った会話やいつもと違った体温を感じることができたと思います。
メンバーのために仕事は存在していますが、仕事のためにメンバーが存在しているわけではありません。
そんなことを言葉にできなくても、心と身体で感じてくれていたように思います。

進化が止まらない × 新メンバー加入!!

さて、今回も大きな変化が起ころうとしています。
一年以上前から種まきをしてきた「新しいチームの形」が芽を出し、年明けからはメンバー一人一人の想いと行動により「自走」できるようになってきました。

いい意味でもそうでない意味でも課題はまだまだありますが、介護業界・労働集約産業の中でも、かつて見た事のないようなチームの形になってきています。

そして、この春〜夏にかけて、新メンバーが続々と加入してくれています。
一年半前に一緒にBBQしたメンバーもほぼ全員が残ってくれていて、しかもチームの主役となって活躍してくれています。

進化が止まりません。

そこで、今回また新しい取り組みをしたいと思います。

「村」

それは管理者キヅカさんの言葉から始まりました。

「檜原村って知ってる?あそこ、みんなで行けないかなあ?楽しいよ〜」

東京都の多摩地域西部にある「檜原村(ひのはらむら)」
小笠原諸島などの島嶼部を除くと、東京都唯一の村です。
東京都内とは思えないほどの自然に囲まれた地域で、アウトドアも盛んです。
キヅカさんも家族や友人とキャンプやBBQに何度も行き、息子さんとの楽しそうな写真が何枚も送られてきていました。

こんな感じだったり、

こんな感じです。


なぜ、チームメンバーで「檜原村」なのか・・・
次回はその理由と想いについて書いていきます!


<終わり>



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