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インフラとしてのスマホ教室

現在江東区内外で4箇所ほどのスマホ教室を開催しているのですが、
先日ある参加者さんについて、地域包括の担当者の方からお褒めの言葉を頂いたので書きたいと思います。

別件で地域包括に入り浸っていたところ、
ある職員さんが「あ、三宅さん!そういえば、スマホ教室!」
唐突だなあ〜(苦笑)と思いつつ、

ーあ、どうも!先日もたくさんの方に来ていただいて!チラシを置いて頂いてありがとうございました!

「そういえば、Aさんって、もしかして三宅さんとこ??」

ーAさん!知ってますよ!今回初めての参加で、楽しんで頂けてましたよ!

「そうなのよ〜!この前、行ってきたって話をしてて、生い立ちの話もしたみたいでw話が合うって喜んでましたよ!」

ーよかった〜!あ、ってことは、ここ(地域包括)にも来てるんですか??

「うん、私が担当、というか、担当でもないんだけど、実は、数年前にご主人が亡くなってから、鬱というか、元気なかったんだよね・・でも、最近は・・」

ーえ!?ちょっ!ご主人亡くなってるんですか??

「あ・・知らなかった・・?w内緒ね。まあ、三宅さんならいいかな。」
「そうなの。数年前にね。それからしばらく元気がなくて、で、最近は少しずつ元の生活に戻り始めてて。それで、この間またここに来てて、話したら、すごい楽しそうに話してくれて。”スマホ教室に行って来たのよ!みんな良い方ばかりで、盛り上がって、楽しかったのよ!絶対次も行く!”って!嬉しそうだったよ〜!すごいねえ!!」

ーそうだったんですかあ。何も知らず・・。確かに、ご家族やご主人のお話はなんとなく避けてるのかなあって。でも、自慢のご主人だったみたいで、よく話をされていますよ!

「いやあ、よかったですよ〜!あ、また開催するんですか??宣伝しときますね!」


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癒着(笑)


地域活動をする上で、つくづく大事だなあと思うのは、「癒着」です。

と言っても、”袖の下”とかではなく、

・知ってもらう
・貢献し続ける
・気づかれる
・気に入られる

ってことです。

人間対人間で、徹底的に癒着します。

”こいつええ奴やな”
”こいつならやってくれそうやな”
”こいつとやりたいな”

そう思ってもらえたら最強ですね。勝ちですね。

今回の一件も、小さいけど、立派な癒着になってます。
(若干グレーなやつもあるけどw)

すでに”癒着経由”で、お声をかけて頂いている活動も沢山あります。

まだまだ入り口に立ったばかりなので、これからもガンガン貢献して、癒着していきたいと思います!


受け皿の”受け皿”


今回のnoteのタイトルにも付けている「インフラ」という言葉。

もしも変わる言葉があるとしたら、感覚的には「受け皿」だと思います。

本来受け皿の役割は、「行政」です。
1人も取り残さず、全員に平等なサービスを提供しなければなりません。

しかし、行政は「完璧」ではありません。

だったら批判すれば良いのか?

それは違います。

完璧ではないからこそ、それを補う必要があります。

平等であるが故に、サービスや社会保障に引っかからない人も出て来ます。
今回は、スマホ教室にその可能性があるのではないか、と気づくきっかけになりました。


「みんなが楽しい」が一番


定期的に開催しているのは4箇所で、それ以外にもお話を頂いている場所は多くあります。

でも、”上手くいっている”場所だけではありません。

参加者が1人や2人の場所もあります。

先日、あるメンバーと話していました。

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「参加者少なかったね・・・」

ーうん。でもね、Aさんの居場所になっていれば良いのかなと思っているんだよね。極端な話、しばらくの間はAさんだけの居場所であっても良いのかなと思ってる。もちろん、僕らがそれに”楽しい”って感じれば、ってのは前提だけど。

「それ良いね!楽しそう!」

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「スマホ教室は参加者が多い方がいい!」ってのは、決まり事でも正解でもなくて、ただの思い込みなんです。

関わっている人全員が”楽しい!”って思えるなら、参加人数なんてものは大した問題ではありません。

もちろん、参加者が多い方がいい!って考えながら開催しているものもあるので、それぞれの目的や用途に合わせて決めていいと思います。

10人20人来てくださる場所については、多くの人が来てくれることに楽しみを見出したいし、地域包括からの信頼が厚いけど参加者が少ないところは、ある種”居場所”としての楽しみを見出してもいいのかなと思います。


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そんなこんなで、スマホ教室の近況報告でした〜!


ここ最近新たに何回か開催したので、また書いていきます!




<終わり!>






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