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未来の街と村:自己紹介

自己紹介とかプロフィール的なnote記事を書いてなかったので、書いてみようと思います。
「僕の世界観」丸出しなので、そういう系が好きではない方は、一旦下まで読んで「スキ」ボタンを押したら、「戻る」ボタンを押してもらって構いません。

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下書きとしては1ヶ月くらい温めてきたのですが、先日”ひとり旅”に行き、改めて自分自信を振り返り、思い描いている世界観が見えてきたので書き直しつつ「現時点」を公開したいと思います。

僕が今やっていること

●チーム作り

介護施設(デイサービス)で「新しいチーム作り」をやっています。
具体的には、少し前に流行った”ティール”とか”グリーン”みたいな【脱ヒエラルキー】の文脈の組織作りです。
”作る”といっても、僕がえいさほいさと作っている訳ではなく、”みんなが作れる”ように裏回しをしている感じです。
成果としては、
①「2年間離職ゼロ」(不可抗力を除く)
②時短勤務ママさんスタッフ在籍(全スタッフ中20%)
③シフト作成にいわゆる”管理層”は一切タッチせず採算を維持向上
④ほぼ全スタッフが面接官を経験

などとなっています。
全体の採算についても健全な水準の超えており、「働きやすさ」「社会貢献性」の両輪を回していけるようになってきました。

●シニア向けスマホ教室

江東区内外問わず、複数箇所で「スマホ教室」を定期開催しています。
ご高齢の方を中心に、大手の会社さんが出来ない「痒い所に手が届く」ようなサービスを心がけています。
一部マネタイズも実験的に実施し、成果も出ています。
延べ参加者数は300人以上(1年半)になっています。
スタイルとしては、「お教室」ではなく「コミュニティ」であることを意識しています。
地域活動をされている団体さんや「自治会」さんからもお声かけ頂き、共同開催も実施しています。
教室自体の拡大も進めていますが、むしろ教室から切り出した形のサービスの可能性について考えています。
先日、スマホやSNSを題材にした研究会で講演をさせて頂きました。地道に仲間を増やしつつ成長させていきたいを思います。

●コミュニティ作り

チーム作りやスマホ教室を通じて、「コミュニティ作り」もやっています。
一般的に「ヒエラルキー」的に見られるチームや団体を「コミュニティ」に転換していくことで、「幸福感」や「成果」を最大限に発揮出来ます。
リーダーをなくし、自走できるチームをして成立できることをゴールとして、様々な取り組みを行なっています。

●地域活動の支援

僕の主戦場は「高齢者」「介護」といったジャンルですが、現在全く異なる活動をされている団体さんの支援をさせて頂いています。
どちらも地域活動から始まった団体さんです。
主な支援方法としては、「SNS・テクノロジーの知識指導」「面談を通じた、考え方の整理」などバックヤードでの活動が多くなっています。今後は、各団体同士のコラボや僕の主戦場である「高齢者」とのコラボについても考えています。

●note

まさに”これ”です。趣味です。
2019年2月〜始めて、1年間365日連続更新を目安に書いています。
達成後のことは考えていません。
成果としては、僕の会社の採用公式ページになり、

また、更新103日目で初サポートを頂き、その後の仕事に繋がりました。
上記以外のマガジンのいくつか更新を続けており、

これ以外にも、更新頻度がゆっくりだったり、おやすみしているものもありますが、自分のできる範囲で書いています。
まだまだ、どなたかにアドバイスしたりサポートしたり出来るほどのクオリティではありませんが、「最初の一歩」を踏み出せずにいる方の後押しくらいは出来るかなと思っています。

●テクノロジー企業のアドバイザー

春先から突然のきっかけを頂き、「某超大手テクノロジー企業」の新規事業アドバイザーをやっています。
訳あって具体的な企業名はまだ公表出来ませんが、近々公開出来るようチーム一丸となって進めています。
新卒で「介護事業一筋」で仕事をして4年。こんなチャンスが頂けるとは思ってもいませんでした。
今後の成果はもちろんですが、同じような環境で働いている方に勇気や希望を与えられたらとも思っています。

●若手社会活動家のコンサル

これ始めたばっかりなので、書こうか迷ったのですが、本人のためにもこうやって書くことで頑張れたりするのかなと思いました。
一人目は、大企業に入社された新卒の方です。専門性の高い資格を持ち、希望の会社に入社したものの、自分のやりたいことを諦められず、かつ周囲とのギャップ(熱意や意識)に悩みながら成長しようとしています。
専門性を活かしつつ、地域貢献活動ができるのか、楽しみです。
現段階で決まっていることは、
・最低1年間の支援
・3週間〜1ヶ月に一回2時間のmtgを実施
・mtgでは、アクションと成果はもちろんだが、メンター的な支援も実施

●企業向け新人研修

医療系の会社さんの新入社員研修を一部担当させて頂いています。
内容は、
・介護現場を通じた「高齢者と地域」の理解
・地域活動、新規事業をできる人材になるための第一歩
といった内容で実施しています。
今後は、研修の内容を見直しつつ、他社さんにも提供できるようにしていきたいと思います。

●江東区通所部会副部会長

東京23区でトップクラスの面積と、人口50万人超を有する「江東区」には、僕の家も会社もあります。
その江東区内で、介護事業者の向上を目的に発足された「江東区介護事業者連絡会」の「通所部会」というデイサービス団体の副部会長をさせて頂いています。
横の繋がりに弱いデイサービスをアップデートさせるために、メンバーと一緒に様々な活動をしています。

これまでの取り組みと想い

子供の頃から「高齢者」に関わる仕事をしたいと思っていました。

小学生・中学生の頃の介護施設でのボランティアなどで原体験となるような経験があり、今日までその想いで過ごしています。

こうして社会人になるまで、目立った活動やイノベーティブな取り組みをしていた訳ではありませんが、今はとても自由に活動できています。

そんな僕の根底にある想いは、
「自分の実家の近所みたいに、みんなが助け合える街を作りたい。そのために人口構成の大きな高齢者を幸せにすることで実現させたい。」

それが最近になって、
「地域を良くした人や、高齢者に貢献したい人の支援がしたい」
と変わってきました。
もちろん自分が手を動かすことも好きなのですが、大きく物事を変えていくために、自分が手を動かすだけでなく、手を動かしている誰かの手助けもしたい。
そう思うようになりました。

ありがたいことに、ここ半年くらいは、新しい取り組みや活動のお声かけも多く頂き、上記に書いた活動のほとんどはこの一年以内に立ち上げたものばかりです。

自分のやりたいことがあって、やりたい活動に囲まれて、本当に願ったり叶ったりの状況です。

でも、自分の中に大きなモヤモヤも同時に溜まっていきました。

「自分の想いや世界観を”シンプル”に描けていない。」

これまでは「高齢者」「介護」といった文脈での想いを多方で語っていましたが、なぜかしっくりこない。
会社で作っているPM(パーソナルミッション)も「全身全霊」というフワッとしたもの。

自分が心・魂のど真ん中に置いているものはなんだろう。

その疑問が大きくなり、「ひとり旅」に出ることに決めました。

もう一度、自分自身を問い直してみたい。
自分の五感で感じるもの以外の感覚に触れてみたい。

これからの世界観:「吾人の任務」

令和元年7月25日木曜日。
その日の夜から僕は1人河口湖の湖畔を目指しました。

河口湖の雄大な自然、空・山・湖・人口的な街が織りなす複雑性と、そのそれぞれが一定の偏りを保ちながら存在している姿を見つめながら、その複雑性の中にある自分を問い直しました。

今自分が見ている景色を太古の昔の人々はどのように見ていたのでしょう。

僕の150メートルくらい先では、親子が釣りをしています。
どうやら息子の方が、水に濡れた手の平を気にしているようで、ズボンの側面で何度も擦っています。

あの水は、何万年前の水なんだろう。

スマホもパソコンも、都内のコインロッカーに入れてきていた僕には、その事実を確かめようもありません。

もしかすると、何万年前に人が触った水を触れるかもしれない。

そう思った途端に、空も海も街も、途端に大きく感じ、自分を襲ってくるようでした。

しかし、僕の眼前にそびえ立っている空も山も湖も人口的な街も、そして自分自身も、同じ元素で構成されています。

綺麗な空も元素の集まりだし、さっき立ち寄った公衆トイレに落ちていた飲みかけの缶コーヒーも、全て同じ元素です。

大好きな人も、大嫌いな人も、同じ元素です。

何かがなくなると同時に何かが生まれる。
正確には、元素が原子の姿をほんのすこしだけ変化させているだけで、実際に「なくなる」ことはありません。

何かに感銘を受けることも、何かにムカつくことも全て「元素」の仕業です。

今見ている景色は、その元素のある一瞬の姿にすぎません。
元素は常に元素自身の「最適解」を見つけだし、なんの滞りもなく存在しています。

その時に少しだけ自分の心の中の靄が晴れた気がしました。

僕がやりたいこと、この世界に価値を出せることは、
「最適解であることを気づかせること」なのではないかと思いました。

気づかせるというとおこがましいですが、
この世の中は常に最適解を保っています。しかし、僕たち人間は、時にそれを最適解だとは思えずに過ごしていることが多くあります。

でも、僕たちがどんなにムカついたり、悲しんだり、喜んだりしても、そのそれぞれが最適解なのです。

大切な人が死んだとしても、気化するので、元素自体はなんの変化もありません。
でも、僕たちは悲しみます。
悲しむことが最適解だから。
そして、いつしか新たな幸せや命の誕生により、亡くなった人の記憶は徐々に薄れ、大半の美化された部分だけが残り、思い出として保存されます。
それが最適解だから。

少子高齢化が進み、日本という国家の構造に歪みが生まれてきています。
それも最適解です。
国が豊かになればそうなるのです。
でも、それが原因で苦しんでいる人や悲しんでいる人がいるならば、その苦しみや悲しみも最適解だと受け入れた上で、苦しみや悲しみが軽くなるような最適解を見つけたいです。

僕が一生をかけて生業にしていくのは、
「最適解で、滞りなく進んでいる世界を、人々が最適解だと感じられる社会を作る」ことです。

手段として、介護や地域コミュニティを用いて、世の中に存在している最適解と向き合いながら、歪みとして生まれている現象を活動や取り組みやビジネスによって最適化させていきたいです。

時間の流れとともに、物理的なしわ寄せがきている「介護業界」。
社会構造の変化により、地域とコミュニティが崩れている「人間関係」。

現時点で十分な最適化はされていると思いますが、それにより生じた歪み。

その歪みを最適化させ、さら変化した最適解から生まれる歪みにも向き合い、また最適化させていきたい。


家族がいて、仲のいいおじちゃんやおばちゃんがいて、友人がいて、”先生”がいて、様々な関わりの中で幸せを感じられる「未来の街と村」を作ります。

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