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「テキトー」であること。

自他共に認めるテキトー男ですが、テキトーはテキトーで、色々とテキトーに気を遣うもんなんです。

テキトーは、適当とも言えるし、”テキトー”にもなるし、一歩間違えると、「敵とー」になり、本来省いてあるはずのトラブルも生み出してしまいます。

今回は、ちょいと真剣に・・・あ、テキトーに、、、テキトーを考えてみたいと思います。

利己的自然さ/利他的自然さ

テキトーって、言い換えると「自然」であるということだと思います。

自分の感覚や心の奥にある大切な気持ち(魂とか言ったりもしますよね)に身を任せて、地球上の自然と一体になるような感じですかね。

ただ、「自然」は「自然」なので、良いことばかりではありません。

自然の豊かさ・恵みが、自然の脅威に変わるように、人間の「自然さ」も周囲に良い影響を与えることもあれば、そうでない時もあります。

自然の方向づけを大きく左右するのは、
・利己的であるか
・利他的であるか

です。

自然さの中にある原動力・エンジンが、利己的なものだと、操縦を間違えれば多くの人を傷つけたり、それこそ「自然の脅威」に取って代わられます。

テキトーを意識するとき、それが利己的なものに由来する自然さなのか、利他的なものに由来する自然さなのかはめちゃくちゃ確認します。
人間のなので、四六時中利他的でいるのは難しいですけどねw

思考の守備範囲拡大!

テキトーでいることで良かった事を一つ挙げるとすれば、自分の考えていることの範囲や大きさが拡大してきたことかなあと思います。

自分の感情や理性や、一般社会で求められている(ように見える)感情や理性に従って生きてしまうと、本来の自分の自然さに気づきづらいものです。

人間は感情と理性によって良くも悪くも左右されやすく設計されているので、心の奥にある大切な気持ちをどこかに置いてきてしまいます。

そんなとき、「テキトー」でいると、自然な自分をだんだん許せるようになるし、周りも許せるようになるし、自分の感情や理性と同等に、自分を包み込む自然に対しても愛情深く思えてきます。

自分のちっぽけな視野の中でしか見られない・考えられないことだけでなく、自然全体の中で考えられます。

”あれ?なんでこんなことで悩んでたんだっけ??”

僕自身は、難しいことは考えられませんが、思考が広がることによって、挑戦する背中を押してくれる機会をもらったように思います。

世界の最適解を生きる。

テキトーなのって、自分本位で生きることとは少し違うような気がします。

むしろ、「自分」はあまりなく、”自分と、何か”という分断を解き放ち、自然の中の一部である自分の在り方・使い方を感じながら生きることだと思います。

感情や理性に振り回されることなく、「それでもこれがやりたい!」「こうしたい!」と心の底から思えることによって、世界の最適解を生きることができるような気がします。

感情や理性は終わりがありません。
満たされると、次を満たさないことには納得できなくなります。
麻薬的中毒性すらあると思います。

僕たち日本人は、簡単に死にません。
命は満たされているはずです。

もし、満たされているのであれば、感情や理性に従って生きるのはあまりにつまらないもののような気がします。

テキトーに生きて、世界の最適解を生きましょう!


「皆んなこんな風に生きなよ!」とは思いません。
まあ、その前に、僕がこんな風に生きているとも思いません。

テキトーっていう概念を個別的に書いてみましたが、言いたいのは、「自分だけのテキトー」を知ることが重要です。

テキトーって勘違いされやすくて、「何にも考えていないこと」だと思われていることが多いんです。

そうではなくて、自分にとってどう生きることが「最適」なのか、を考えることから始めてみてください。

変化の激しい時代、僕らに待っているのはどんな世界なんでしょう。

そして、その世界に僕たちはどう最適化していくのでしょう。

※サムネイル画像を選ばせていただいた理由

僕は普段パンをあまり食べません。
美味しいと思いますが、あまり身体に合わないのです。

焼いた食パンって、まさにテキトーだと思います。

生地のフワフワ
ミミの硬さとパリパリ
カリッと焼けているところ
黒く焦げているところ
暖かいけど焦げていない茶色

こんなに変化しているように見えるのに、宇宙の分子のバランスは一切崩れていません。

水分を沢山含んでいるからフワフワだし、
温度が高いから茶色だし、硬いし。

世界の最適解の中で生きてるし、テキトーだなあ、と感心しますよね。

この写真は、そんな僕の気持ちを表してくれているように思ったので、使わせていただきました。


<終わり>



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