地域包括ケアシステムとは一体何なのか?

昨日は、地域包括ケアシステムに関して昼から色々な方がみやこやに訪れ、お話しました。

町づくりや子ども食堂、防災に関する相談。機能訓練に関する話。地域包括ケアシステムの勉強会

といった具合に、なんとなく「地域包括」一色の1日でした。

今、気になっているのが「地域包括ケアシステム」という言葉が一つの流行のような感じになっていて、色々な場面で発信されるため本来の概要を知らない方が混乱しているという状況があります。

実際、包括システムというのはとても幅広いものなので、これらを全部網羅するというのは一人では不可能です。ただ、どういうものを指しているのか。どういう話なのかということは、知っておいた方がいいだろうなあと思っています。なぜなら、このシステムは皆に関係することだからです。

内閣府のHPでも出ていますが、実際は介護保険と密接に絡んでいる概念です。

地域包括ケアシステムとは 厚生労働省HP

それがベースであることを一度掴んだ上で「町づくり」「コミュニティ」という話が出てきます。実際、関連法の改正も進められていますね。介護事業者は様々な法改正によって非常に翻弄されているという事実もあります。介護事業者こそ包括のイメージをしっかりと掴んでおかないと今後の波に乗れないという事態が起きてきます。

自治体によっては、「自立型地域ケア会議」が導入され始め、益々地域で高齢者を支える流れとなってきます。そのためにどうしたらいいのかというのが、この地域包括ケアシステムだったりします。現在、地域密着型デイサービスや総合型事業が進み始めて、介護事業者は益々混乱をしていきます。また、ケアプランの中に「インフォーマルサービス」を取り入れることで高齢者が在宅で介護サービスを使わずに生活できるように支えていくという流れも出てきます。※インフォーマルサービス・・・介護保険外サービス。ポピュラーなものでは宅配弁当など。

シンプルに考えてみると、一人の「人」を在宅で生活できるようにどういった支援をしていくか

これがこの包括システムの肝になります。

イメージしてみてください。一人の人を支援するためには、その人自身の機能がしっかりしていること(健康寿命を延ばすこと)、居場所、おせっかいを焼ける関係性(コミュニティ)、在宅でのインフォーマルサービス(介護ビジネス)そういったものが複雑に絡み合いながら機能していくということです。施設での支援をいかに在宅に取り入れていくかをイメージしながら、この地域包括ケアシステムを見つめてみると、ヒントが出てきます。

みやこやでは、地域包括ケアシステムの全体像を学びながら、介護事業者がどのような支援をしていけばいいのかなど、みんなで話し合う場を作っています。もし、興味のある方がいましたら月1の勉強会をしていますのでいらしてください。次回は4月13日(土)13:30~ 子ども食堂をしながらやりますので、子ども食堂に興味のある方も参加してもらえるといいかと思います。

因みに、子ども食堂も地域包括ケアシステムの一つのツールとして注目されています。今後地域包括ケアシステム → 居場所づくり という流れから子ども食堂という考えも派生しており、町の中でのコミュニティの場として機能していくことが考えられます。自治体の考えにもよるかと思いますが、総合型の「B型もしくは一般介護」ですることも可能となるようです。詳細はH30年に出された通達を参照頂けたら。

この辺りみやこやのシステムは参考になるのではないかと思います。

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ありがと~♪
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みやこ

「自分の住む町は自分で守る」をミッションに、地域密着型デイサービスと子ども食堂を組み合わせながら、自治会(町)単位の地域包括ケアシステムを構築しようと実践中。 実践課程を通して見えてきた様々な課題や解決法をこちらに書き綴ってみたいと思います。
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