こども宅食の可能性_行政と共に子どもの貧困対策を進める

フローレンスさんは、時々アンケートを取られるそうです。
現在、国の大綱でも盛り込まれていますが、子どもの貧困対策において、都道府県の子どもの貧困対策の計画策定が「努力義務」となっています。宮崎県内においても各自治体においてアンケートを取り計画を作成しているところもありますが、回答率や回答結果を見ても現実とは乖離しているという指摘もあります。

通常のアンケートの内容や取り方を考えれば分かることですが、膨大なアンケート項目を子育てや仕事で大変な家庭がじっくりと読み答えることができるのか。という問題や、質問の内容が答えづらいという意見も至る所で聞かれます。
本来の生活困窮や問題を抱えているという事実が、アンケートからは見えないということです。
現実的でないアンケート調査結果によって計画策定されているとしたらそれはとても、現実的ではありません。

フローレンスさんの宅食のすごさは、文京区と手を組みそういった様々な取り組みに協働しているということ

行政のよさと、民間のよさをマッチングさせ、現状を浮き彫りにしながら政策反映していくというスタイルはとても効率的だなあと思いました。

三股の取り組みもすばらしいです。社協を中心に、社会福祉法人、こども食堂、三股町役場が協働で何度も話し合い、現在の「こども宅食”どうぞ便 みまたん”」ができています。

こうして、行政も巻き込んだ支援の仕組があるといいなあと思いました。

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