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こども宅食の可能性_巻き込むという形、繋がるという形

子ども食堂と違って、こども宅食は立上げ時から一人ですることはできません。まず、宅配をする人を探さないといけないし、誰でもいいかというとそこは難しい。

資金調達も結構必要となります。手弁当でできるような内容ではありませんですので、「やってみたい」と思っても一人で勝手に進めることは難しいので、どちらかというと、中心になるメンバーは既にネットワークを持っている人や支援をしている人が次の段階として行うことが前提にあるかと思います。

そして、その核になる人を中心に色々な支援者に協力してもらいながらこの仕組ができあがっていくので、この事業がスタートするときには既に、支援者同士のネットワークができあがっているということになります。
私自身、子どもの貧困対策、虐待防止の観点からネットワーク化をしていくことの大切さを感じており、おととし「みやざき子ども未来ネットワーク」という団体を立ち上げましたが、ここでのミッションも「それぞれで活動、支援を行っていた個人や団体が繋がり重層的に子ども達を支援して行く」とあります。

宮崎でもこども宅食をやろうと思っているのですが、今回私も、主任児童員やファンドレイザーに相談をして進めています。

こうして、この「ツール」を通して支援の輪が広がっていくのがこのこども宅食の良さなのではないかと思います。

地域で支えるときにはどうしても個人的な考えだけでは限界が出てきます。そういうことを考えると、こども宅食を通してネットワークを作っていくというのもいいのではないかと思います。

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