総合型事業とは

今回、みやこやでは、通所型、訪問型の短期集中型(C型)をすることになったのですが、では一体総合型とは何か?

厚労省HPより抜粋

主に、訪問型と総合型に分かれます。

自立支援を目的とした支援サービスになります。現在では地域包括センターのケアマネージャーがケアプランを作ります。サービス開始時には担当者会議を行い、それからスタートします。

↑ 厚労省のものを抜粋。この図は地域包括ケアシステムの勉強会の際には必ず出てくる図ですので、参考に見てくださいね。

訪問型

自宅に伺ってサービスを行います。通常の訪問介護とは違います。生活援助も色々と制限があったりするので、ご確認ください。
みやこやの場合はこの中の訪問型サービスCになります。短期集中サービスといって3ヶ月で終わるプログラムです。みやこやは「栄養」が専門なので、管理栄養士による栄養指導を行います。ご本人と料理を作る人(ご家族やヘルパー等)

通所型

こちらは自宅に通うのではなく、ご本人がデイサービスへ通い、予防プログラムを受けるというもの。訪問型と違い通所型は本人が受けるサービスです。みやこやは通所型サービスCを行っています。デイサービスに来ていただき、栄養指導や調理実習を行うというもの。

一般介護

通所、訪問とは別に「一般介護」というものがあります。こちらは、拠点(居場所)作りになります。いくら自立をしても交流する場所がないと、孤立をしてしまいます。そうなると外に出なくなったりしてそのうち、誰とも交流しないという状態になってしまいます。「自立」というのはその人本人の能力だけのことをいうのではなくて、地域でどう支えるかという視点も大事になってきます。一般介護のイメージは「地域にある拠点」ここが広がると更に町で支える仕組ができます。

今までの「施設完結型」を「在宅支援」にするために、機能訓練としての自立、共生社会としての支え合いから始まる自立。その両輪が動き始めて本来の自立支援が可能となります。

今、地域ケア会議なども含めて、全国各地この「地域包括ケアシステム」に関しては色々な動きが出ています。総合型自体も実はあまり導入がすすんでおらず、今後はこれらをどう浸透させていくかが課題になるのではと思います。※現時点での報道では約3割程度の導入率だと出ていました。

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