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蛙化現象~複雑な恋愛心理

いま噂の『蛙化現象』。
Z世代の流行語1位にもなりました。
好きな人が自分のことを好きになったことがわかった後、その相手に嫌悪感を抱いてしまう心理を指す言葉で、平成16年の大学教授の論文から『蛙化現象』と名付けられたとのことですが、大昔から経験している人は多いと思います。

いろんな報道を見てると、主に女性がそういう心理になることをそう呼ぶようです。
男性の場合も、好きだった女性と付き合えるとなったら冷めてしまうこともありますが、男性は手に入れたことで満足したり、付き合うということに面倒くささを感じてしまったり、というところが強いのではないでしょうか。

女性の『蛙化現象』。
原因はいろいろ複雑に混じっていると思います。

・相手との距離が縮まって関係性が変わり、相手とのリアルな恋愛関係に気持ちが追いついていけない
・相手の想像外の言動を見て、頭の中での『自分が思っていた相手』と合致しなくなる
・思い焦がれている時が幸せすぎた

などなど。

自己肯定感が低い女性がなりやすい…『こんな私を好きになる人なんて』と思うから蛙化現象が起きる、と言われていたりしていて、どういう意味かな?と思ってたのですが、
「私になんて振り向くはずがない高嶺の花」だったはずの彼が振り向いた、あれ?高嶺の花なんかじゃないやん、と勝手に設定してた相手の価値が下がってしまって冷めた、という意味なのでしょうか。
「こんな私なんていつか嫌われる」と恐れながら付き合い始めるという事はあるとは思うので、その心理が複雑に現れて相手を拒否してしまう、ということもあるかもしれないです。

蛙化現象、毎回の恋愛に対して起こる現象ではないと思うので、結局は相手に対するちょっとした違和感だったり相性だったり関係性の変化の速度だったりするのでは…。
仕方のないことだと考えて、次を踏み出すことが大事じゃないかなあ、と思います。

逆に『蛇化現象』という言葉もあるらしく。
なぜ蛇?兎化現象とか猫化現象とかではなく何故。
蛇もかわいいですが。
相手のどんな言動を見てもいい方に思える心理現象、いわゆる『あばたもえくぼ』のことだと思うのですが、こちらは幸せな現象ですよね。





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