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本来の大きさに戻る

ずいぶんnoteの方はご無沙汰になっておりました。
美山知勢と申します。
普段はタロット鑑定師、CS60施術者、そして絵描きとして活動しております。
今までは、主にインスタグラム、そしてブログなどで主に仕事についての記事を書いてきました。
noteでは絵を描くということに対しての裏側、制作に対しての思い、そして素直な気持ちを書いていけたらと思います。

ここ数ヶ月かかって、本来の自分の大きさに戻ってきたような気持ちがしています。
がんばらなくちゃ、何とかしなくては、と常に駆り立てられるような気持ちで動き続けてきて、でもどこかで自分のなかにある大切な何かを置いてけぼりにしていたような気持ちになりながら走り続けてきました。

それは取り組んできた絵にも言えることであって、今まで私は色鉛筆、水彩、アクリル絵の具を使った絵を多く描いてきました。
どれも好きなツールではありましたが、どこか苦しい、何か違うという違和感が拭えないまま描く日々続いていたのですが、もともとコラージュとかがとても好きだったので、切り絵を始め、そして、ちぎり絵を始めたことをきっかけに、気持ちの良い、見晴らしの良いところへきたように感じています。

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ちぎり絵では、さまざまな紙を手でちぎることもあれば、鉄筆と呼ばれる筆を使いながら作成しています。
今のところ自分が描いたとおりにはならない、「そうきたか…(想定と違うところがちぎれるなどなど)」と思うことの方が多いですが、「切って」「はる」「ちぎる」という子どもの頃に感じていた素朴な喜びや、楽しさを感じています。

そして何より、ものを見た時に「これ、ちぎり絵にしたらどんな風になるだろう」と思えること。そしてそのことに心がときめくこと。久しぶりの感覚でした。

もちろん今でも、水彩、アクリルは私の大事なツールの一つです。
ただ、ちぎり絵を始めたことで、久しぶりに手が楽しい、おもしろい、と言っているのを感じた気持ちがしました。

しばらくちぎり絵を続けていくことで、また水彩やアクリル画にもきっと良い波が来るんだろうな、と思っています。

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ちぎり絵の何がいいって、このポワポワした感じがいいですよね!
上の猫の絵は、一番初めに描いた作品。
下の女の子は、2枚目の作品。自分の歩幅で歩くって楽しいよね、と思いながら描きました。

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