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怪物復活-続・俺は「松坂は200勝する」と信じるほかない


(初出:旧ブログ2018/11/13。前回はこちら

 人生でこんなに中日を応援したシーズンはおそらく初めてだと思う。理由は「松坂大輔が入団したから」。松坂の登板日は祈るような気持ちでDAZNで観戦し、「頼む~、大輔を援護してやってくれ~」という風にテレビ画面を見ていた。6/8にナゴヤDで古巣ソフトバンクに勝利した際は飛び上がるくらい嬉しかった。それだけに6/28にメラドで予告先発だったにも関わらず、登板断念してしまったのは残念だったが。

 後半戦にもなると、応援はしたけど、「祈るような気持ち」では無くなった。なぜなら「松坂が勝つこと」が珍しいことでは無くなったのだ。3シーズンで1試合しか登板の無かった松坂が、である。これはほとんど奇跡に近いのではないかと思う。村田修一・ゴメス後藤武敏ら松坂世代が引退するなか、最終的な成績は6勝4敗でカムバック賞を受賞と堂々たるものだった。9/13の甲子園でのヒーローインタビューでは、「きょうは彼ら(引退した村田ら)の分の気持ちもこめて、『ボクはもうすこしがんばるよ』という決意表明の日にしたいと思っていた」とカッコイイコメントを残した。やっぱり甲子園がサマになる男だなと、改めて思った。

 正直シーズン前にこの記事の前編を書いた時、心のどこかで「強がり」というか、自分の中の「中日に行ったってダメなんじゃないかな」という気持ちを打ち消す為に書いたことを告白します。要は松坂が中日で活躍出来るか半信半疑だったのだ。でも松坂はピッチングスタイルを変え、下馬評を裏切り、完全復活を果たした。「平成の怪物」は平成最後の年に不死鳥となって蘇ったのだ。来シーズンは背番号が18に戻るらしいというウワサも聞き、更に期待が高まっている。そして、北の大地の(鎌ヶ谷かもしれないけど…)「王子」も彼のような復活をしてほしいと願ってる。

#野球 #松坂大輔 #中日

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