日本酒とGIS①

GISの復習を兼ねて,日本酒をテーマに,QGISを触っていこうと考えています。

現実逃避も兼ねてるので,文章は支離滅裂かもしれませんけども,メモ書き程度に。

日本全体のデータは,「国土数値情報 ダウンロードサービス」の行政区域情報を利用します。

http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/

日本酒に関するデータは,国税局HPから利用します。

https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seibun/06.htm

今回は,行政区域データを県別にまとめるところまでを行います。

利用するQGISは,QGIS3.4です。最新バージョンは,色々と情報が少ないので,旧バージョン利用してもいいんですけど。。。

起動して,新規プロジェクトを作成します。

データソースマネージャーより,行政区域のshpデータを追加して,表示します。現在,表示されているのは,県より小区分での行政区域なので,これを県別に表示できるようにまとめていきます。

一旦,レイヤー内のファイルを右クリックして,プロパティ→ソースから座標系を確認します。

座標系は,このままでもいいですが,今回はWGS84にします。座標系に関する細かい説明は,そのうちします。

現在の座標系からWGS84に変更し,適用→OKと進めていきます。

次に属性テーブルを確認します。レイヤでファイルを右クリック→属性テーブルを開くを選択します。

属性テーブルを開くと,上みたいな感じで表示されます。一旦,国土数値情報のページに行って,情報の種類を確認してみると,下記のようになっています。

都道府県名(N03_001)当該区域を含む都道府県名称。 文字列型(CharacterString)
支庁・振興局名(N03_002)当該都道府県が「北海道」の場合、該当する支庁・振興局の名称。 文字列型(CharacterString)
郡・政令都市名(N03_003)当該行政区の郡又は政令市の名称。 文字列型(CharacterString)
市区町村名(N03_004) 当該行政区の市区町村の名称。 文字列型(CharacterString)
行政区域コード(N03_007)都道府県コードと市区町村コードからなる、行政区を特定するためのコード。 コードリスト「行政コード」

今回,必要なのは,都道府県名なので,都道府県名(N03_001)をまとめることにします。

ベクター空間演算ツールーディゾルブと,選択し,ディゾルブ処理を行います。ベクタは上にあるので,そこから選択してください。ディゾルブを選択後,ディゾルブフィールド群で,N03_001(都道府県)を選択します。

選択したら,実行します。時間かかるなぁ。。。。。

終わると,こんな感じになります。県ごとに集約されてます。融合って名前でレイヤーにあります。

属性テーブルを確認します。県ごとに集約されてはいますが,他のデータが残っているので消しておきます。

属性テーブルの左上にある編集ボタン(青丸)を押し,編集状態にします。次に,フィールド削除(赤丸)を押して,いらないフィールドを消します。

フィールド削除を押したら,選択画面が出てくるので,都道府県のフィールド以外を選択して消します。

OKを押した後は,編集の保存後(青丸),編集ボタンを押して,編集を終了します。編集の保存をしないと,フィールド削除が保存されないので要注意。

最後に,shpファイルとして,保存します。現在のままだと,一時ファイルとして保存されているので,名前を付けて保存してあげます。

融合を右クリック→保存を選択し,ファイル名をテキトーにつけます。この時,ファイル形式はEsri shpでOKです。

今回は,ここまでにします。日本酒について,ほとんど,いや全く触れていない。

次は,日本酒に関するデータを地図上に表示できるようにしていきます。

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