ネット界隈の人事制度をまとめてみた

「他社の人事制度をそのまま導入しても意味がない」とはよく言われます。とはいえ、イケてる会社の人事制度は参考にしたいもの。ネット界隈の経営者や人事担当者が制度設計をするとき、いま最も参考にするであろう、フェーズの違う3社の人事制度を中心にまとめてみました。

1.サイバーエージェント(メガベンチャー)
2.メルカリ(上場後スタートアップ)
3.SmartHR(未上場スタートアップ)

各社いろいろな人事制度を設計されています。珍しいものとしては、メルカリが導入している恋愛・婚活マッチングサービス「pairs」が無料で利用できる制度です。これは、育児をしている社員ばかりに福利厚生が偏らないよう、未婚者にも配慮した制度だと考えられます。他にも不妊治療の支援制度を導入していることから、全社員にとって公平な制度設計を意識していることがわかります。

今回は3社の人事制度を中心に、業界問わず広く一般的に導入されている人事制度を加え、マトリクスでまとめてみました。著書「サイバーエージェント流成長するしかけ」で紹介されている2軸を用いています。縦軸は「金銭報酬」と「非・金銭報酬」、横軸は「挑戦」と「安心」です。著書では「挑戦」と「安心」をセットで考えることが大事とされています。

その2軸によるマッピングに加え、各人事制度をカテゴリーごとに色分けしました。カテゴリーは「健康」「家庭」「コミュニケーション」「成果/効率」「成長/キャリア」「その他」の6つ。継続的な事業成長を支える組織であるために、これらの人事制度がバランス良く機能しているかが重要です。

いくつかマッピングについて補足しておくと、「副業推奨」については、副業をすることでシンプルに金銭報酬が増えます。加えて、本業とは別の経験を積むことで長期的なキャリア形成に繋がるという側面もあり、「金銭報酬」と「非・金銭報酬」にまたがってマッピングしています。

「1on1」については、メンバーの挑戦を促す働きかけとして、短期的な成果や長期的なキャリアについて対話をすることもあれば、悩みを聞くことによる精神的な安定をうむ側面もあることから、「挑戦」と「安心」にまたがってマッピングしています。

その他、細かい箇所でツッコミどころはあるかもしれませんが、あまり気にしないでください(笑)こちらの人事制度マトリクスを用い、自社で導入している制度の全体のバランスを見たり、導入していない制度の必要性を検討するなどして、ご活用いただければと思います。

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