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「マンガ読んだよ」の話

いつかこんな日がくるだろうなと思ってました
そんな厳重にディフェンスしてたわけじゃないから
どこからか漏れるだろうと
今日、母親に「マンガ読んだよ」と報告されました

マンガ描いてることは言ってたんだけど
見せたことは一度もなかったんですね僕
照れというか、恥ずかしいというか、
親に見せれないようなものが描きたいとどこか思ってたし

それでもマンガを描き始めた当初に比べると
はるかにそういった気持ちは減った
知ってる人には誰にも見せたく無いけど、知らない人にはみんな読んでほしいそんな気弱な押し売りの気持ちだった昔

読まれる恥ずかしさが減ったのは
慣れたというよりも描いてるマンガに自分との距離感ができたせい
描き始めたころのマンガは自分=自分の描いたマンガってくらい
ゼロ距離の感覚だったけど
今は自分と自分の描いたマンガの間に一定の距離がある

それはもしかしたら良くないことかもしれない
作者とマンガがゼロ距離って独特の力が発生するから眩しいし
パンツ脱いでる感
そういうマンガとかを目の前にすると
服を着ている自分が気取ってるように見える

いつでもパンツを脱ぐ機会を伺ってる
親の目を盗みながら

一編が短い漫画ばかりなので、基本的に無料で読めるようになってます。たくさん読んでください。 なるべく長くたくさん漫画描きたいです。