デキる男はなぜ大阪に引っ越すのか

久々にnoteを書く。
初めはいつも通りふざけたタイトルから。
こんな本が書店に並んでたら、ほら手に取るでしょ。
もうここまで読んでくれている時点で、このタイトルは成功というわけです。

ということで、最近大阪に引っ越したんですが、なんで大阪なの?って聞かれることが多いのでまとめてみます。
単に備忘録なので面白いかはわかりません。
あ、あとみんなに色々聞かれる前から書くことは決めてました、実は。

ということでーーーーい、ランキング形式でーーーーい、大阪に引っ越した理由を見ていくよーーーーーい!

第5位 やっぱり都会が好きだった
「人それぞれ好みはあるけど〜」というオンリーワンを目指す歌があるけど、暮らしや住みたい場所が人によって違うっていうのは面白い。
だって、みんな東京が好きだったらめっちゃ人口密集しちゃうけど、意外と地方に住むのが好きな人もいるし、ここが好き!って思う人もいれば、ここには住めないと思う人もいてそれがそれぞれ違うっていうのはよくできたメカニズムだと思うわけです。
ちなみに、僕が好きなモンゴルは人口の半分が首都のウランバートルにいたりします。
(東京に6,000万人がいる、みたいなね、ひょえー)

で、僕は東京生まれなわけなんですよ。
雑踏の中で産声をあげて、雑踏をかき分けて生きてきたわけで。
満員電車とかはもちろん嫌だけど、適度に賑わうアッパーな街は好きだったりするんです。
ちょっと理解されないことが多いんですが、子どもの時から、なんか疲れたな〜って思うと渋谷や新宿に行くんですよね。
そうすると、人がたくさんいて、みんな何かに向かってて、街自体がエネルギーを持っている感じがして、それをぼーっと眺めてると、さあ頑張ろうかとか思えてきたわけです。
というそんな生き方が染み付いているわけで、やっぱり都会は落ち着くな〜と思ったりするわけなんです。
もちろん綺麗な海や山をぼーっと眺めているのも好きなんだけど、それはなんとなくやっぱりまだ非日常な感じで、日常は都会って感じなんですよね。
まあ、でもこれは全然変わると思いますし、結婚したらそこそこ自然があるところがいいな〜とかは正直思ってます。
ということで、都会をベースに地方を周るみたいなそんな暮らしを今はしてます。

第4位 大阪に興味があった
なんか徐々にエリアを特定して、最後にだから大阪!っていう感じの内容でしょどうせ、って思った方、残念!!
第4位でもう大阪に絞ります。はい、謎展開w
色々住んでみたいところはあるんですが、その中でも前から結構大阪って気になってたんですよね。
なんか、関東人だからかもしれないですが、関西、とりわけ大阪の特殊感って結構際立ってません?
なにわ、笑い、コテコテな感じで、関東のテレビにも関西のお笑い芸人とかがどんどん来てるし、なんか気になる街だな〜と前から思ってたんですよね。
それで、住んでみよう、と。まあそういう理由もあるわけです。

第3位 ADDressの家に住んでみたかった
そして、そんな僕のイメージをさらに膨らませたのが、大阪のADDressの家の家守さんでした。
僕の思い描くthe大阪人を形にしたような人で(本当はその大阪人のイメージって当たってないらしいけど)、なんかわかんないけど日本博物館みたいなところで大阪人っていうコーナーがあったら、こういう人が飾られるんだろうなみたいな(失礼ですね、すいません)そんな人なんです。
はじめましてからフルストットルで、全盛期のシューマッハもびっくりな感じの人なんですが、人情があって、実は色々なポリシーもあって、けど懐が深くて、という感じで。
そんな家守さんの影響もあって、改めて大阪いいな〜と思いました。

あとは、ADDressの家に住むというのも僕には意味がありました。
というのも、やっぱり一人暮らしってちょっと飽きるところもあって。
そんな時に、ADDressの家で色々な人に会って話すと、やっぱりこういう時間が好きだな〜と思うんですよね。
とはいえ、元来インドア全速力の人間なので、人と暮らすのが日常になることの不安はだいぶあって、そこは悩みましたね。
同い年の(僕は向こうが大先輩って思ってますが)ADDressの家守さんにも色々聞いたりしました。
まあ、でも結局最終的には、その家守さんの言葉を借りるとすると
「やっぱりわたしは、人と暮らしたいのだ。人間の生々しさに触れていたいのだ。」
ということになるんだと思います。

第2位 東京を出たかった
いよいよ、ランキングも終盤ですね。
こっからはまた結構重大な理由になってきますね。
「東京を出たかった」これですね。
先にも触れたとおり、東京生まれ東京育ち、雑踏の中でHIPHOPを聞いて育ったぜいえーいという僕なんですが、実は東京生まれって結構しばらくコンプレックスでした。(今も、なのかな)
なんか、帰る場所がないみたいな感覚に陥るんですよね。
なんでなんだろう、東京に愛着が持てないのか。
東京って、東京人ってあんまりいないじゃないですか?
3代東京にいれば江戸前っていうみたいですが、そんな人あんまりいなくて、上京してきた人がほとんど。
なんか、その寄せ集め感が東京だし、東京らしさなんだろうけど、そこにアイデンティティを持つのって結構むずいよな〜と思うんですよね。
てなわけで、昔から帰省とかする人を見ていると、あーあの人は帰る場所があるんだな、みたいな謎な感傷に襲われたりするんです。(無い物ねだりかもだけど)
で、逆に言うと、俺はこの地で生きていくんだ、みたいな人ってかっこいいな〜ってなんとなく思ったりするんです。
ADDressで色々な場所を周っていると、家守さんにはそんな人も多かったり、地域の人と触れ合う中でそんな人と出会ったりしてカッコイイ〜うお〜ってなったりします。

で、もう1つの理由が、東京ってやっぱりアッパーな街だなって思うんですよね。
夢を叶えるために上京します!みたいな通り、東京だと色々な人がいて、それこそ芸能人もいるし(初めて会った芸能人は高木ブーさん)、イケイケな車や高層マンションもあるし、マダムが素敵なワンちゃんの散歩をしてる昼下がりみたいな光景もまあ日常なんですよね。
というアッパーな街って、今の僕の大切にしたい価値観とはちょっと違うな〜とは思ってて。
もちろん、僕は金子みすずさんリスペクトなんでそういうアッパーな人たちを否定するつもりは毛頭ないんですが(むしろすげえって思ってるよ!)、なんか僕は一旦距離を置きたくなったんです。
外から東京の持つエネルギーというか、特定外来生物トウキョウとの距離感を測りたいみたいな、何言ってるかわかんないけどそんなエモーションだったわけです(?)
ということで、脱東京は必要なステップだったんでしょうね。

第1位 西日本を周りたかった
そして、記念すべき第1位!
と言いつつ、輝かしくもなく、めっちゃ現実的な理由が来るんですが、西日本を周りたかったということですね、はい。
昨年の末から半年ほど東日本をホッピングしてきて、もともと東日本に住んでいたのもあるし、ここらで東日本編はひと段落しようかなと思いました。
それで、未知なる暗黒大陸とも言われる西日本に旅に出ようって、そんな感じで思ったんです。
僕は基本的に2週間ホッピングして、回復期を1週間、次の構想を1週間して、また2週間ホッピングという1ヶ月サイクルなので(ファスティングみたいでしょ!)、西日本を周るためのある程度のベースキャンプが必要だったわけです。
そしたら、まあ交通の弁もいいし、大阪じゃない?
みたいな現実的な理由が、1位でした〜

これから西日本を周る計画を立てていますが、大阪はもとよりどこもかしこも知らない世界過ぎて、マジでワクワクしてます。(五大厄災とかないよね、、まさか、、ははは)
というわけで、なぜ大阪に引っ越したのランキングでした。
皆さん、大阪来るときは連絡くださいね!
あなたも私もまだ旅の途中でさ〜ねー!

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