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複雑GUIの会 vol.1 に参加しました

GWの真っ只中、複雑GUIの会という秘密結社的な会合が突発的に開催されました。

・ドローツール
・バウンディングボックス
・DAW
・ガントチャート
・WYSIWYG
などなど、自分が実装したUIやツールを肴に語らう会

何が行われたのかというとGUIの実装話をする会だったわけですが、まず複雑GUIの会というタイトルの抽象度が適切だったと思います。

これにより「なにかしら複雑そうなGUI実装(既存のライブラリでは実現できなくて自作する)」に取り組んだ人ばかりが集まりました。これだけでもう十分ではないでしょうか。

普段の勉強会だと、プログラミング言語やフレームワークという括りで集まることが多いので、そのへんの縛り無しにただGUIの話だけする機会がありませんでした。なので、そのへんに飢えていた面々がこうした会を産むことになったのだと思います。

というわけで開催場所は新宿のこちら!

…の、ルノアールの一室に10人が集いました。

今回はGUIツールを作っている STUDIO勢として @keimakai1993 と参加しましたが、同じようにサービス開発をしている pixivFACTORYScrapbox の方々もいて、普段の勉強会などよりも近いレイヤーで知見を交わすことができた印象です。

みんな個人開発でもまずバウンディングボックスは実装していて当たり前というような場になっていて、それぞれ自己紹介からバウンディングボックスの話が出るたびに、またか!とちょっと笑いが漏れてしまうほどでした。

発表内容

事前に各々のGUI紹介を↑上記ページにまとめてそれを表示しながら喋ったのですが、ページを見ると分かる通りこれだけでお腹いっぱいな分量です。全員の自己紹介が一通り終わるまで2時間かかりました。

みんなの発表を聞きながらハッシュタグで実況↑をしていたのですが、twitter越しにも「気になる」「面白そう」「参加したかった」と反応してくれる強そうな方々も結構居たので、きっとVol.2やっていきの機運も高いのではないかと思います。

開催にあたり、主催のはっしゅろっくさんが最初に挨拶しましたが、普通の勉強会だとGUI制作話の発表がなかなかしづらいということ、あと自力で実装すると車輪の再発明するなと言われそうということを話してました。それでもスクラッチで作りたいという人々がここに集ったという感じです。

GUI実装の流派としてはSVG派、Canvas派、DOM派といった感じで、それぞれに長所や難しさなどもありますが、結局は各人の思い入れの強さかもしれません。SVG好きな人はSVG愛を語る、そんな思いが良い意味で次々と垂れ流された感じです。

作っているアプリとしてはドローツールやガントチャート、DAW(オーディオ編集)などなど。ガントチャートとDAWはタイムライン編集という形態で実はかなり近いものだという気付きもありました。

STUDIOのGUI話については前回の登壇話でも話したのですが、細かいネタはまだいろいろあります。しかしこうしたGUI会でないとなかなか伝えづらいもので、padding設定ツールの可変判定領域の話などができたのはこの会のおかげだと思います!


濃い4時間でしたが、とても面白かったです。
今回くらいの少人数だと全員が発表者となれるので、じっくり語り合うにはこのくらいの規模感の会合もいいなと思いました。

以上、レポっす。

はっしゅろっくさんによるレポ



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