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やる気スイッチをONにした「やりましょう」の一言。~フロントエンドエンジニアの加藤賢太のストーリー~

<プロフィール>
加藤 賢太(かとう けんた)
大学中退後、ITベンチャー数社でフロントエンドエンジニア/マークアップエンジニアを経験。2017年8月にランサーズへ入社し、ユーザーファーストデザイン室でランサーズ本体のフロントエンド開発を担当。

悩ましいのは、立ちはだかるコードの地層


ランサーズへ入社したのは、デザインと開発の楽しいどこ取りをして仕事ができそうだったから。そんな理由でした。
入社して以来、幸い大きな苦労はまだしていないのですが、ランサーズは10年目に突入するような息の長いサービスで、コード上の地層のようなものがどうしても存在しています。
適切な状態に改善すべく、新陳代謝を促したり、長年存在するバグに立ち向かうため、どういった戦略で取り組めばよいか試行錯誤しています。前職で担当していたプロダクトなどのように1ヶ月で書き換える、などといった力技を試そうにも、コード量や範囲も広く通用せず、、、、リソースも限られているので、悩んでいるところです。

壁を越えた瞬間


その悩みをある先輩にしたところ、「思い切って別のアプローチ/やり方で解決する方法もあるのでは?」というお言葉をいただきました。自分では思いもよらなかったですが、それを受けて、早速、別の形でトライすることにしました。自分は目に見える/触れるコードを書くことしかできないですが、幸いにもそれを得意としています。得意を活かし、その日から、一心不乱にプロトタイプの作成に没頭しました。気がついたら、朝になっている事も多々ありました。
ある日、ようやくできたプロトタイプを、社長に持っていきました。今思うと、その時の僕の心は正直、自信よりも不安の方が上回っていた気がしています。プロトタイプをみた社長は、ひとこと。

「やりましょう」

それ以来、プロジェクトチームを組成して、プロトタイプではなく実装に取り組んでいます。
これまで、こういった流れになったことはなく、最初は驚きが隠せませんでしたが、やる気スイッチが完全にONになりました。今思えば、この日に見えない壁を越えた気がしています。
そして、悩みが相談ができる人が側にいたり、「やりましょう」をくれる人がいるということが、僕にとってはとても幸せなことで、いい会社だなぁと日々実感しています。

壁を超えて思うこと


今、自分の提案したものがたくさんの人に手伝ってもらいつつ揉まれているところですが、非常に楽しいです。こうやって物を作りながら退屈な流れだとか、大きな課題を少しずつでも強引に変えて/良くしていけるところがこの仕事の楽しいところだと思っています。これからも、ユーザーさんに価値のあるものを届けていけるよう、日々楽しく研鑽を続けたいと思います。
もし、こういった環境で働きたいというエンジニア/デザイナーの方がいたら、是非会社に一度遊びに来てください。楽しいと思います。