働き方脳内改革

気がつけば、半年間何も書いていなかった。(読むことに必死な半年間だった。インスタグラムでブックレビューはじめました。miyo6 )

たくさん本を読んで、いろいろなことを考えたり感じたりする。それはもう何ものにも代え難い時間で、自分の中に新しい考え方や世界の見方が開けてくるかんじがする。(だからこそ、読書の楽しさを中高生に伝えられるようになるべく、インスタブックレビューをはじめた。)

自分の内面を豊かにして、授業で生徒を刮目させるような一言をひとつでも多くしよう、子供達にとっていい起爆剤になりたいと思いながら毎日仕事をしていた。

でも、今日尊敬する先輩と久しぶりに話をして、今までのそういう働き方じゃ足りないんだ、って思った。

私が今までやってきたのは、「自分を豊かにする」ための仕事が中心だった。大学入試のための勉強や、学歴偏重に嫌気がさしていたから、生徒の「目」をひらくことばかりに気を取られていたけれど、もっと生徒の「能力」を伸ばすことを考えなきゃいけなかったな、と当たり前すぎることを思い出せた。

「勉強=大学入試」の考えになっていたのは、他でもない私だった。思考力や表現力、読解力を「鍛える」ことによって、大学入試はもちろん、子供達のその後の人生を豊かにしたり、世界に通用する人間になれたりするかもしれない。今日は、英語の先生と話していたのだけれど、じゃあ日本の古典やら漢文やらの学習を通してそれらを身につけるには一体どうすればいいんだろう。仕事に関する新しい課題が見つかった。久しぶりだ。嬉しすぎる。

仕事がつまらないな、と思うときは決まって自分の「課題」が明確になっていないときだ。今更こんなこと言っててごめんなさい、ってかんじだけど、「面白い授業」以上に大事なことに30代前半のうちに気付けて良かった。危ないところだった。それを考え抜くことによって、私も教育者としてステップアップできたらいいな。ただ知識を蓄えるだけじゃない古典クラスって一体どんなんだ?????

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?