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ブルーのクマちゃんをやたら作った訳


・自閉症って

職場でスタッフや利用者さんと一緒に小さなクマちゃんのブローチを作りました。私こういうかわいいものが大好きで、趣味の手芸の時代からちまちまやってます。最近は事務の仕事も多くてスタッフに頼んで縫っておいてもらうことがほとんどなんですけど(ほんとは縫いたい)。

なんでブルーなのかというと、4月2日の世界自閉症啓発デーのイメージカラーがブルーなんです。ちなみにこの啓発デーは国連が定めていて、世界中で自閉症を知ることで理解してもらおうという取り組みが行われています。

多分 世の中の大多数の人は自閉症の人に接したことがなく、よくわからないから怖いという感じなのかなと思います。正直私もこういう仕事をしているけど、すべての病気や障害についてちゃんとわかっているわけではなく人に偉そうなことを言える立場ではないのですが、対応方法を知って接する機会が日常的にあれば「こういうタイプの人がいるんだな」というくらいの感じになるんじゃないかなと思ってます。

実は私、実の姉が自閉症で、長男も自閉症です。子供のころからずっと身近にいるので車椅子ユーザーとか、高齢者くらいの「ちょっと配慮はいるけどそういう人普通にいるよね」という感覚です。調べてたら自閉症スペクトラム症の人は100人に一人くらいの割合とか。子どもの心臓病とか癲癇と同じくらいの割合です。ちょっと大きい学校だと学年に1~2人くらいいるかもという感じですね。

・啓発作品展示やります

うちの事業所は法人化する前から障害啓発のための作品展示会をいろいろやってきました。まずは「なにこれ?おもしろい!」と興味を持ってもらうところがスタートだと考えています。

しかし今年はコロナウィルスの大流行でまだまだ予断を許さない状況です。集客するイベントは難しい。人が集まらず多くの人に見てもらえる方法…と考えて、ショーウィンドーでの作品展示に決定しました。

実は団体を立ち上げた6年前に初めてやった啓発展示が瓦町駅前地下広場でのショーウィンドー展示でした。(写真は2015年4月の瓦町駅前地下広場展示)。

当時はお金もない、ハンデっ子育て真っ最中でずっと会場にいられないなどの理由で無料で借りられて在廊しなくてよいショーウィンドーで開催。作品も子供のお友達に声をかけて集めたほんとに手づくりの小さな展示会でした。

今回コロナ禍で原点の場所に帰ってきた気がします。通勤通学で多くの人が通るこの場所で、作品を通じて誰かと自閉症の人たちの出会いになればいいなと思います。

みんなの自閉症デー作品展2021
日時 令和3年3月25日(木)~4月6日(火)
場所 コトデン瓦町駅前地下広場
入場 無料

・応援よろしくお願いします!

応援って言っても無料の会場を利用するので、寄付を募るわけではありません。ブルーのグッズを身につけて、一緒に自閉症啓発デーを盛り上げてほしいのです。

咲く屋のみんなで作ったこのさをり織りのクマちゃんブローチ、20個ほどあります。小さくて商品にならないハギレや頂いた材料などで作っています。今回はこれを欲しい方にプレゼント。4月2日の自閉症啓発デーまでイメージカラーのブルーのクマちゃんを身につけてさりげなく啓発に参加してください。SNSにタグをつけて投稿なんてしてくださるとますます嬉しいです。


自閉症啓発のタグとしては「Light it up blue」の略の
#LIUB  が有名です!

クマちゃんブローチ
こちらのフォームから申込できます

ただ、ここで一つお願いが…

送料が発生します。本当は送料込みでプレゼントにしたいのですが、障害福祉事業は税金をもとに運営されていて、運営費の使途が厳格に定められているので、プレゼント発送費用を出すことができないのです。送料は84円です。もしお申込みご希望の場合は下の「気に入ったらサポート」ボタンを押して送料分の金額をサポートしてくださると助かります。ちょっと多めにお気持ちで100円とか入れてくださると泣いて喜びます!

一緒にみんなが笑顔になれる社会になるといいですね。きっとそういう社会は子育て中の家族にも高齢者にも、だれにとっても優しいと思うんです。一緒に自閉症デーを盛り上げませんか⁉

※ 追記
令和3年3月17日
クマちゃん全部貰われていきました。応援ありがとうございました!

サポートいただいたお金は、福祉事業所 咲く屋の障害のあるメンバーさんの作品発表や、文化的体験のための費用に使わせていただきます。応援よろしくお願いします。