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みよたんプレミアム付商品券の集計結果について

昨年夏・秋に発売し、今年1月いっぱいで利用期間が終了した「みよたんプレミアム付商品券」について、集計の速報が出ましたのでご報告します。

一冊を1万円で購入すると、大型店(ツルヤと西友)でも使える1000円券が7枚、大型店以外で使える1000円券が7枚と合計14000円分が手に入る仕組みでした。

販売総数は25,071冊で、プレミアムを入れた発行総額は3億5099万4000円となりました。

発行額のうち、使われなかった額は59万5000円で、全体の0.17%でした。使われなかったのは残念ではありますが、それにしてもかなりの高率で使っていただけたこととなります。3億5000万円以上が、町内で実際に使われたことになります。

大型店併用券のうち、ツルヤ、西友で使われたのは全体の82%ほどで、一般店でも18%を使っていただけたこととなります。スーパーでも気楽に使えるのは良かったとは思いますが、やはり、もともとの地元のお店で使っていただける率が高いことも大事です。18%を一般店で使っていただいたことは町としてもありがたいと感じました。

また、今回の加盟店148店のうち実際に使われたお店は131店、89%でした。日常的に使いやすいお店もあれば、そもそも利用頻度の低い業態もあると思います。できれば全店で利用実績があればと思いましたが、この点は少し残念でした。

今回のプレミアム商品券は、コロナで傷んだ家計の少しでも足しにしていただくこと、町内商工業者の売り上げを伸ばすことの両方を狙った事業です。

家計補助の観点からは、「全部の券を大型店で使えるようにしてほしい」という要望が出ますし、町内商工業者の売り上げを大事にするなら「大型店で使える券はできるだけ少ないほうがいい」という発想になります。要望が真っ向から対立してしまいます。

議会を含めて、今回の事業に関していただいたご意見は、そのどちらかの視点に立ったものが多かった印象です。一つの政策で二つ以上の目的を実現するのは困難ではありますが、限られた予算を活用するためには「中庸」を採る必要もあります。是非ともご理解いただきたいと思います。

その上で、今後も皆さんのお役に立てる施策を検討してまいります。仮にもう一度プレミアム商品券を、ということになれば、一度に多額の現金を用意できないので多くは買えない、というかたへのケアも必要になると思います。また、そういうかたにこそ買っていただきたいという面もありますので、工夫したいと思います。

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