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道路の国庫補助内示が出ました

 長野県御代田町の町長、小園ひろしです。

 noteでは、役場の業務の流れ、町長がどういう目線で仕事をしているかを分かっていただけるように日々の仕事を書いていきたいと考えています。欠かさず読んでいていただけると、いつか私の代わりに町長ができるようになるかもしれませんので、じっくり読んでみてくださいね。

 さて、役場としてこの時期ハラハラドキドキなのが国土交通省道路局所管事業の交付金(補助金)の内示結果です。うちの建設水道課がまとめてくれたので、禁断の??内示額を初めて、この場で公開したいと思います。

 国土交通省道路局の事業は、御代田町役場関連では主に三つに分かれています。
(1)社会資本整備総合交付金、防災安全交付金事業
(2)個別補助事業(交通安全対策補助事業)
(3)道路メンテナンス補助事業(御代田町の場合ほとんど橋梁)

 それでは、ドキドキの内示率の発表です~。

(1)交付金事業
①川原田寺沢線(拡幅)
    要望額=4860万円、うち国費は半額の2430万円
    →内示額=3880万円、国費1940万円 内示率80%!!
(過去2年は令和3年度分27%、4年度分68%なのでかなり上昇)
②雪窓向原線他(舗装修繕。東台6号、向原区内、三ツ谷馬瀬口)
    要望額=5300万円、うち国費は半額の2650万円
    →内示額=4240万円、国費2120万円 内示率80%!!
(過去2年は令和3年度4%😢、4年度33%で爆上がり)
③三ツ谷清万線(拡幅)
    要望額=2000万円、うち国費は55%の1100万円
    →内示額=1300万円、国費715万円 内示率65%!
(こちらは新規事業です)
①~③の合計 内示額=9428万円、国費4779万円
      (令和4年度は内示額6474万円、国費3237万円)

 これまで演説等でよく引き合いに出していた「道路予算の内示率が4%を切る年もありました」というお話は②の令和3年度分のことでした。当然、4%では何もできません。今年度は、昨年度以上にきっちりつけていただいたと感じており、感謝感謝です。

(2)個別補助事業
④七口線(歩道整備)
    要望額=6000万円、うち国費は55%の3300万円
    内示額=満額回答!
(令和4年度も100%でした)
⑤谷地沢寺沢線(歩道整備)
    要望額=2億円、うち国費は55%の1億1000万円
    内示額=満額回答!
(令和4年度は98%でした)
④、⑤の合計 内示額=2億6000万円、国費1億4300万円
      (令和4年度は内示額1億8920万円、国費1億406万円)
 2021年に千葉県八街市で起きた痛ましい交通事故を受け、交通安全対策補助事業に関しては昨年度も補助のつきがいい印象はありましたが、今年度もバッチリつけていただきました。

(3)橋梁メンテナンス事業
⑥法定点検(21橋分)、⑦橋梁長寿命化計画策定費
    要望額=7000万円、うち国費は55%の3850万円
    内示額=51730万円、国費2845万円 内示率73.9%
(令和4年度は91%)
⑧橋梁補修
    要望額=2000万円、国費1100万円
    内示額=1478万円、国費813万円 内示率73.9%
(令和4年度は前年度の繰越事業を実施したため要求ゼロ)
⑥~⑧の合計 内示額=6651万円、国費3658万円
(令和4年度は内示額=1183万円、国費650万円)

 橋梁メンテナンスに関しては5年目点検義務化から予算のつきが良い印象を持っていましたが、今回は意外と低率だった印象です。ただ、絶対額が令和4年度より大きくなりましたので、いただける国費の金額はかなりのものとなりました。

 すべてを総括しますと、国土交通省関連予算は
内示額が4億2079万円
うち国費が2億2737万円
となり、令和4年度の
内示額 2億6577万円
うち国費 1億3708万円
の2倍近い数字となりました。

 道路局をはじめ国土交通省の皆様のご理解と陳情等で実質的にお助けいただきました自民、公明両党の皆様のご尽力に感謝申し上げます。

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