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語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜其の五〜

こんにちは。ペーパーガイドの旅人Gerryです。

皆さんにはどうしても行ってみたい場所、行ってみたかった場所ってありますか?
私にはあります。

スコットランドのエジンバラ

小学校の時に沼にハマっていたBay City Rollersというロックバンド。彼らの出身がエジンバラだったんですね。当時はエジンバラがどこにあるのかということもよくわからず「大きくなったらさ、エジンバラ行ってみたいよね」なんてことを友人と話したものでした。

たしか小学校の卒業文集にも書いたはず(今となっては恥ずかしいけど)。

その後英国人俳優沼に落ちた時も、好きな俳優さんがスコットランド出身だったりして、ずーっとスコットランドのエジンバラには行ってみたいという思いがありました。

そこへアイルランドへ来ないかというお話!スコットランドはアイルランドのすぐ近くじゃん。ついでに行けるじゃん。行くしかないじゃん。

というわけで、自分で旅行の日程を考えられる強みを活かしてエジンバラ行きを決めたのでした。9月7日にアイルランド着。結婚式は9日だから8日はまるまるフリー。ここでエジンバラに行けるぞ。スコットランドまでひとっ飛びじゃ〜〜〜〜。


エジンバラへの旅(前半)

ダブリンの空港へ

日帰りエジンバラなのでなるべく早朝の便を予約。エクスペディア、お世話になりました。

まだiPhoneのWalletに入っているAer Lingus(エアリンガス)のボーディングパス

早朝7時25分発のエジンバラ行きです。預け入れ荷物が無いとはいえ、一応国際便だし、6時くらいには空港に着いていたい。となるとダブリン市内を5時半には出発しないと。あれ?朝ごはんどうしよう?

ホテルのスタッフにその旨を告げると、なんと朝ごはんを用意してくれるとのこと。お弁当にして持たせてあげるよ!ですって。これはありがたいサービス。

空港行きのバスは5時30分発のAircoach。チケットオフィスは近くにないのでネットで切符を購入しました。スマホの予約画面を運転手に見せればいいみたい。

当日はスタッフに渡されたお弁当を持ってバスに乗り、空港へ向かいました。
デニッシュとnutellaのちっちゃいやつが3個とジャムとオレンジとバナナとその他フルーツの入ったカップとオレンジジュースとチョコチップクッキーという素敵な(?)朝ごはん。さすがにオレンジまでは食べきれず、機内に持ち込むわけにもいかず、やむなく空港で廃棄しました。nutellaはもったいないから持ち帰りました(3つもいらない!)。バナナはバスを待ってる時に食べちゃいました。

甘いデニッシュにnutellaが3つとジャム・・・そんなにいらない・・

いよいよエジンバラへ

搭乗口までの長い通路を歩き、さらにそこからバスでしばらく走った空港の一番端っこに止まっているプロペラ機に搭乗。中はほとんどバスです。フライト時間も1時間15分と短いし、ほんとにバスに乗ってる気分。

東京から大阪へ飛んだ感じでエジンバラに到着(そういえば入国審査、なかったなぁ)。

あぁ、とうとうエジンバラにやってきたんだ、私!!

エジンバラ空港から市内まではTramsを利用するのが便利。往復割引のある切符を券売機で買い(もちろんカード払い)乗り込みます。あとはエジンバラ市内に着くのを待つだけ。途中でワンコを連れた女性が乗ってきました。ワンコはリードに繋がれたまんま、普通に乗っています。いいなぁ。こういうの。

市内への移動に便利なTrams

エジンバラ城へ

30分もかからずエジンバラ市内へ到着。Princes Streetで下車すると、エジンバラ城はもう目の前。バグパイプを演奏している大道芸人のおじさんがいます。

ほんとに、ほんとにエジンバラにいるんだ、私!!

実感があんまり湧かない中、とにかくエジンバラ城を目指します。こちらの時間指定の入場券も事前に日本でネットで入手し、情報をスマホに入れてありました。これを見せれば入場できるはず。便利だよなぁ・・・。

Google map片手にテクテクと歩き、エジンバラ城へ。指定された時間までは少し余裕があったので、近くにあるお土産物屋さんを見てまわりました。ウールのマフラーや手袋なんかがいい感じで並んでいます。もちろんタータンチェックです。
ここにもウイスキー博物館みたいなのがありました。時間があれば寄ったのになぁ。スコッチ、飲みたかった・・・。

”今日の雨は明日のウイスキー”

さて、ようやく指定された時間になったので入場口へ。すでに多くの観光客が列を作っていました。あらら??当日券はすでに売り切れているようです。事前に予約しといてよかったぁ、と胸を撫で下ろしました。

音声ガイドを手に(耳に?)くまなく見て回る


Edinburgh Castle

日本語の音声ガイドを借りました。英語でもよかったんですけど、せっかく日本語あるんだったらストレスが少ない方がいいかなと(笑)。地図とガイドを頼りにあちこちをしっかり見てまわりました。

最も古い建物は12世紀に作られた聖マーガレット礼拝堂。これはエジンバラの中でも最も古いとされる建築物です。でも全然古さを感じない、美しい建物でした。

お城の歴史って戦いの歴史でもあるんですね。攻めたり攻め込まれたりをずーっと繰り返してる。大砲がそこかしこに備え付けられていますしね。戦争博物館もありました。戦いの歴史が学べます。

この日はGun Saluteと呼ばれる礼砲(場合によっては祝砲)の儀式が行われました。通常は午後1時に行われるのですが、この日は特別だったみたいで12時から行われるとのこと。見学できるので30分前から近くに待機し、いい感じの最前列で見ることができました。エジンバラ城のHPを見るとこのような記述がありました。王様の誕生日などおめでたい日は祝砲を鳴らすんですね。

Gun salutes are fired to mark a variety of occasions, including:
・The King's Birthday – 14 November
・ *snip*
・Meeting of a visiting Head of State and the Sovereign in London, Windsor or Edinburgh.

どうもこの日には特別なゲストがいらっしゃったようです。誰かはわからなかったんですけど、とにかく偉い人みたいでしたよ。王室関係者だったのかも。

最敬礼で迎えられていた黄色いドレスの女性が本日のゲスト

バグパイプの音楽隊、軍人たちの行進。いろんな儀式を経て、礼砲が何度となく鳴らされました。間近で見たのは初めてだったので、音の大きさにびっくりしました。う〜〜ん、いいもの見れた。

見るものがたくさんあるので、とにかくせっせと歩き、ガイドを聴き、充実した1日を過ごしました。

スコッチウイスキー

城内にウイスキーを販売しているお店があります。言わずと知れたスコッチウイスキーです。うふふ。試飲もやってる。1杯くださいな🎵。

え?カルーア?
違います。

Magnumという名のウイスキーはSpeysideのシングルモルトウイスキーにクリームリキュールをブレンドしたもので、甘くて美味しい❤️。とりあえず1本お買い上げ。その他にも何本か小さい瓶に入ったウイスキーを買いました。どれもこれも欲しいんだけど、そんなに持って帰れないので小さい瓶でガマン(でも、ここで買ったウイスキーで後で冷や汗かくんですけどね・・・)。試飲させてくれたお兄さんが「サヨナラ〜」と日本語で挨拶してくれたので「ありがとう〜」と応じておきました。

エジンバラ城で買ったスコッチたち

エジンバラでのお話はまだまだ続きがあります。
長くなるので一旦ここでおしまい。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

To be continued.


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