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語学オタクのアラ還主婦のこんぴらさん参り〜#2〜

こんにちは。こんぴら参り帰りのGerryです。

785段の階段を登りきり、金刀比羅宮の本宮に到着。ホテルでもらってきた地図を見るとさらに奥社があるじゃありませんか。

1368段目。

ここからさらに583段です。


奥社おくしゃ目指してLet' go!

せっかくだし、奥まで行ってみる?と言う問いにあっさりと応じた母。よし、それならば行ってやろうじゃないの。

私は栃木県の女峰山にょほうざんに登ったときには重いリュックをかついで1445段の階段を登っているので、1368段なら全然余裕。ふふふ。

母も元気な様子なのでいざ奥社目指して出発!

山形の山寺と違い、ここは階段だけがひたすら続く道ではありません。ダラダラとした平坦な道と階段が交互に現れるので、足に自信がない人でも大丈夫かも。

ただ、どこまで行っても終わりがないように見えるので、心理的にはきついかな?

菅原神社を発見

そうです、菅原道真すがわらのみちざねを祀っている神社がありました。
なんといっても有名なのが道真が左遷された太宰府にある太宰府天満宮。学問の神様として知らない人はいませんよね。

この菅原さん、よほどあちこちで祟っていたのか(祟りをなした怨霊とも言われてますからね)菅原神社っていうのがあちこちにあるんですよ。

これまでにお参りした菅原神社は
宇都宮市の二荒山神社(試験を受けるときには必ずお参りしてました)
成田山新勝寺
厳島神社
現在私が住んでいる市内
にあります。
なんと全国には1万を超す菅原神社があるそうです。

こんぴらさんにもありましたよ、菅原神社。
5つ目〜〜〜〜〜〜〜。
菅原道真は讃岐さぬきの守でもあったのか。それがご縁で神社があるのかしらね。
せっかくなのでお参りしてきました。これからもしっかり勉強できますように・・・。

菅原神社

旅は道連れ

つづら折れになっている山道の途中で一人たそがれている若い男性がいました。学生さんっぽい。一人旅かな?追い越すと肩で息をしていました。
「おわけーの、頑張るんじゃぞ」と心の中で呟きながら先を急ぎました。

とはいえこちらも高齢の母を連れているので、時々休みながら進んでます。そうこうするうちにさっきのお兄さんが抜かしていきます。

「いやぁ、大変っすね」
と声をかけられました。

「本当に。まだまだ着かないみたいですよ。頑張って!」

なんて声を掛け合っているうちになんとなく一緒に歩くようになりました。

「どこからいらっしゃったの?」
「太宰府です」
「おお〜菅原道真の太宰府!」
「そうです」
「さっき菅原神社通ってきましたよね?」
「こんなところにもあるんですねぇ」
「学生さん?」
「はい、4年生です。一人であちこち回ってます」

旅は道連れとはよくいったものです。坂道と階段の続く道も、楽しくおしゃべりしていると時間を忘れるもんですね。そうこうしているうちに1368段目に無事到着しました。

天狗の神社

この奥社は正式には厳魂神社いづたまじんじゃといいます。近年、御本宮に次ぐパワースポットとして脚光を浴びているらしいです。厳魂彦命いずたまひこのみことという金毘羅本教の教祖が祀られている神社です。「死して長く当山を守護せん」と言い残し天狗と化してこの山を守ろうとしたそうです。

1368段登らないと来られない奥社

この神社でしか手に入らない天狗御守というのがあるので、いただいてきました。黒い生地に天狗が描かれているクールなお守りです。

ご利益ありそう。
守ってもらえそう。

毎日ウォーキングするときに持っていくバッグに入れておこうかな。事故なんかに遭わないように。

強そうなお守りですね

お賽銭問題

突然ですが、寺社仏閣にお参りするときって、お賽銭はどうしてらっしゃいますか?「ご縁」がありますようにということで五円玉をいれる方が多いのでは?

十分ご縁がありますように、とか始終ご縁がありますようにということで十五円とか四十五円を入れることもありますよね。

どの金額にするにせよ五円玉がたくさんあればいいわけで、私は普段から五円玉を収集して「五円玉財布」なるものに入れております。で、こういうときにカバンからさっと五円玉財布を出してお賽銭を・・・。

あれれ?

今回は見事に忘れてました。

しかも、昨今のキャッシュレス化に伴い、私のお財布にはほとんど小銭は入っておりません。

賽銭箱を見るたびに母に「お賽銭ください・・・」とお願いする始末。

こんぴらさん、ごめんなさい!!ちゃんと家には五円玉がたくさんあるんです!!と心の中で謝りながらお参りを済ませたのでした。

そのうちお賽銭も電子マネーで支払う、なんてことになるんでしょうか?
それはなんだかなぁという気がします。ここはちゃんとアナログでやりたい。

さぁ、あとは登ってきた階段をひたすら降りるだけ。
ま、上りよりも下りの方が膝に来るらしいので、ここは慌てずゆっくりと。

重力の力も借りながら1368段を見事に降りきり、そのままホテルへ。
疲れた足と体を温泉で癒し、美味しい懐石料理に舌鼓を打ちました。

翌日は琴電で高松へ行き、栗林公園りつりんこうえんを訪ねます。
栗林くりばやしの公園?栗拾いでもできるのか?

続きをお楽しみに。

ここまで読んでいただきありがとうございました。




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