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語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記7

ようやく段ボール箱地獄から解放されました。先日引っ越し業者さんに使った段ボール箱を回収していただきました。とりあえず121箱。2人家族でこの数は多すぎ?それとも普通?20年分の荷物ってこんなもんですか???

今回はお片付けとはあんまり関係のないちょっといい話。

息子の学習机

息子が小学校に入ったときに買った学習机。勉強が好きではなかったから、机に向かっている時間がそれほどでもなかったんですね。なので、買ってから20年以上経っていたにも関わらずとてもいい状態でした(これは喜ぶべきことなのか?)。

でも、もう使わない。

でも捨てられなくてずっと息子の部屋に置きっぱなし。

処分するには結構な費用がかかります(う〜〜〜〜ん、どうしよう)。

とりあえず持っていくか(半分ヤケクソ)。

・・・・というわけで、使うあてのない息子の学習机を梱包して引越しのトラックに乗せたのでした。どうやって処分するかは引越してから考えればいいか・・・・。ズボラなGerryはかなり行き当たりばったりです。

引越し当日

朝早くに10tトラックが荷物を満載してやってきました。運転していたのはガタイのいい黒人のスタッフ。大きなトラックをすいすい運転している姿がサマになっていること!めっちゃカッコいいの。ハリウッド映画でよくあるハイウエイを爆走しているトラックのシーンが頭に思い浮かびました(勝手なイメージです)。

聞けば彼はナイジェリア出身で、来日して19年だそう。日本語も上手で、他のスタッフと協力して大きな荷物をひょいひょい運び込みます。

息子の学習机も下ろされましたが、家の中に置くところがないので一旦外に出しておくことにしました。どうせ処分するんだし、雨も降らなさそうだし。引っ越しが終わったらどうするかちゃんと考えようと、さらに結論を先延ばしにするGerry。

半分ほど荷物を下ろしたところで休憩タイム。

休憩中にナイジェリア人の彼がダンナに「この椅子を持って行ってもいいか?」と尋ねたらしいんです。ダンナからそのことを告げられた私は、すかさず彼のところへ飛んでいって「よかったらこの机もどうぞ!!」とまさかの机の押し売り。

日本語でも全然普通に会話できたのですが、ここは敢えて英語で。元英会話講師の血が騒ぐぜ!久しぶりに英語が話せるじゃん!

彼は、5歳になる娘さんがいることや、来日して19年になることなどを話してくれました。そして、机ももらえるとすごく嬉しいとのこと。ライトもついているので全て持っていっていいよって言いました。

やった!まだ使える机を処分しなくてもよくなったよ!しかも、欲しい人に使ってもらえるなんてラッキー!

彼は空っぽになった10tトラックに机を椅子を積んで帰っていきました。娘さんが喜んでくれるといいな。

いい出会いに感謝です。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
次回はエアコンの引っ越しにまつわる騒動について、です。



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