中学校英文法でできる日常英会話 (中学1年生英文法編)


中学校=義務教育

なのでみなさん必ず中学校で英語学習されているかと思います。


中学校での英語学習は文法学習が多く、

主に読む、書くが中心の学習です。


会話にあまり結びついていないのでは?と

イメージされるのではないでしょうか。


実際アメリカに6年弱滞在していた中で、

日常会話に関しては実は中学校3年間で学んだ文法内容で 

 ほ  ぼ 100% 

日常生活の会話が成り立ちます!


中学で習った英語文法を思い出して生かせば日常会話できます。


「日常会話」はどこの国もすごく難しい専門用語とかは使わないですよね?


みなさんも家族やお友達、

身近な人と会話しているシーンを思い出してください。


例えば日本語での日常会話例・・・


「お腹すいたね。もうすぐ12時だからお昼何食べようか?」


「ここの近くに新しいレストランがオープンしたからそこ行ってみようか」



これを中学1年生英文法だけ使用して会話すると・・・


“I am hungry. It’s 12 o’clock. What do we eat for lunch?”


“Let’s go to the new restaurant near here”



なんとなく教科書であの時みたな・・・みたいな文章になりますよね!


中学校3年間でなんとなく学んできた文法を

思い出して話せば会話できます。


長年英語から離れていた方もとりあえず安心できるように

中学1年生英文法でできる会話集をまとめました。



もちろん今現役の学生さんや、

中学文法を復習したい方も、

これから英語の資格を取りたいけど何を学習したらいいかわからない方

ぜひご参照ください。



<目次>
1. 一人称、二人称、三人称
2. 名詞と形容詞
3. Be動詞と一般動詞
4. 7W1H
5. 命令文
6. 前置詞

※英語の例文は恥ずかしがらずに必ず声に出して読んで暗記して言えるようにしましょうね!


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① 一人称、二人称、三人称

まず日本語と英語の面白い違いですが、

英語は”わたし“という存在が絶対的なのです。


日本人は自分のことより他人との協調を重んじる文化ですが、

英語圏に関しては自分さえよければ他は関係ないのです!


外人って自己中だなぁと感じるのは、

英語圏がとにかく

自分、自分 !!

という文化に基づいているからです。


要するに”私、僕”という存在が一番強いので、

一番強い人称を 一人称 といいます。

部屋の中で会話をするとしたら、自分が一番、相手が二番になります。

なぜならば “私”が一番強い絶対的な存在 だからです。

相手は二番になりますので、二番目の人称を 二人称 といいます。


それ以外はすべて3番以下になりますので、

それ以外の人称を 三人称 といいます。


一人称 : 一番強い = 自分  “I”


二人称 : 二番手 = 話している相手 “You”


三人称 : それ以外の外野 = 部屋の外にいる人々 “He” (彼) “She” (彼女) “It” (それ)


英語の会話で重んじるのは “I” になります。
自分のことを話すのは “I”、

相手に尋ねるときは “You”、

それ以外の人のことを話すなら”He” “She” 

物なら “It” を頭につけて話すことを意識してみましょう。


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② 名詞と形容詞


文字通り、名詞は物の名前、

形容詞は様子や感情を表す単語になります。


日本語にもたくさんの名詞や形容詞があるように、

英語にもたくさんの名詞や形容詞があります。


ただ近年カタカナ英語ならぬ和製英語が多くなってきたので、

何気なく使っている単語が現地では通用しないことが多いです。


日常会話で頻繁に使用する名詞と形容詞をぜひ覚えましょう!

☆名詞 ・・・ とっさに言い間違えてしまう単語例です。


和製英語 : ポテト →  英語:french fries (フレンチフライズ) ※2本以上あるので複数


和製英語 : ノート → 英語 : notebook (ノートブック)


和製英語 : ボールペン → 英語 : ball point pen (ボール ポイント ペン)


日本語 : はさみ → 英語 : scissors (シザーズ) ※2つ対になっているので複数


日本語 : 腕時計 → 英語 : watch (ウォッチ)


日本語 : 壁掛け時計 → 英語: clock (クロック)


日本語 : 目覚まし時計 → 英語 : alarm clock (アラームクロック)


和製英語 : ノートパソコン → 英語 : laptop (ラップトップ)


和製英語 :デスクトップ / パソコン → 英語 : PC (ピーシー)


日本語 : 歯ブラシ → 英語: toothbrush (トゥース ブラッシュ)


日本語 : 歯磨き粉 → 英語 : toothpaste (トゥース ペースト)


和製英語 : リップクリーム → 英語 : chap stick (チャップ スティック)


日本語 : くし → 英語 : comb (コーム)


日本語 : 包丁 → 英語 : knife (ナイフ)


日本語 : 箸 → 英語 : chopstick (チョップ スティック) 切り刻むでchop!


日本語 : メガネ → 英語 : glasses (グラッシーズ) ※2つ対になっているので複数


☆形容詞 ・・・反対語と対で覚えると覚えやすいです!


幸せ、うれしい : happy (ハッピー)   悲しい : sad (サッド)


元気、よい : good (グッド) 悪い : bad (バッド)


空腹 : hungry (ハングリー) 満腹 : full (フル)


空の :empty (エンプティー) 満タンの : full (フル)


動きが速い : fast (ファスト) 動きが遅い : slow (スロウ)


時間が早い : early (アーリー) 時間が遅い : late (レイト)


わくわくする : excited (エキサイテッド) つまんない : bored (ボアード)


暇な : free (フリー)  忙しい : busy (ビジー)


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③ Be動詞と一般動詞


英語にはこの2種類の動詞が存在します!
Be動詞というのは数ある動詞の王様な存在です。

なぜならばたった3つしかないからです。


それ以外はすべて一般動詞に分類されます。


☆Be動詞 

です、ます、います、あります を表します。
“am” “are” “is”


動詞の王様になるので王様はわがままです!

人の相性を見てこいつとしか組まない!と決めているのです。

“am” は “I”
“are” は “You”
“is” は “He” “She” “it” の組み合わせしかありません!

I am ----

You are ----

He is ----

She is ----

It is --- 

となります。


これに先ほどの形容詞を----にあてはめると会話になります。



I am busy but she is free today.
(私は忙しいです が 彼女は今日暇です)

He is excited at Olympic game 2020.
(彼は2020年のオリンピックにわくわくです)

I am happy because it is good sunny day today.  ※天気はItを使います!
(私はうれしいです なぜならば今日(それ)はとてもいい天気だからです)


上は肯定文ですが、

否定 「~ではありません!」にするときは

”not”を王様の後に使ってください。



I am not busy but she is not free today.
(私は忙しくないです が 彼女は今日暇ではありません)

He is not excited at Olympic game 2020.
(彼は2020年のオリンピックにわくわくしていません)

I am not happy because it is not good sunny day today.  ※天気はItを使います!
(私はうれしくないです なぜならば今日(それ)はとてもいい天気だからではないからです)



☆一般動詞 

Be動詞以外の動詞すべて


そのあたりにありふれた動詞になります。
私とあなたの場合はそのままの形で使いますが、

それ以外の3番手にはsやesを付けて形を”アレンジ”して使います。


持つ : have → 持つ “アレンジ” : has
テレビを見る : watch → テレビを見る “アレンジ” : watches
(意識的に) 見て! : look → 見て!“アレンジ” : looks
(無意識に) 見えている : see → 見えている”アレンジ” : sees
遊ぶ、試合をする : play → 遊ぶ、試合をする”アレンジ” : plays


人称と一般動詞、さらにその後ろに名詞をつなげると会話できます!



I have a new watch and he has a new clock.
(私は新しい腕時計を持っています そして 彼は新しい時計を持っています)

You watch the baseball game on TV but she watches the basketball game on TV.
(あなたはテレビで野球の試合を見ます しかし 彼女はテレビでバスケの試合を見ます)

I see the beautiful sky and he sees the beautiful ocean.
(私は綺麗な空を見ています そして 彼は綺麗な海を見ています)



上は肯定文ですが、

否定 「~ではありません!」にするときは”don’t” (1、2番手)

もしくは”doesn’t” (3番手) を

一般動詞の前に使ってください。


“doesn’t”使うときは アレンジなし動詞 に変えてくださいね。



I don’t have a new watch and he doesn’t have a new clock.
(私は新しい腕時計を持っていません そして 彼は新しい時計を持っていません)

You don’t watch the baseball game on TV but she doesn’t watch the basketball game on TV.
(あなたはテレビで野球の試合を見ません しかし 彼女はテレビでバスケの試合を見ません)

I don’t see the beautiful sky and he doesn’t see the beautiful ocean.
(私は綺麗な空を見ていません そして 彼は綺麗な海を見ていません)


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④  7W1H


これは定番ですね!

校長先生が夏休みに生徒さんにお願いすることです。


出かけるときは、お母さんに 

「いつ」

「だれと」

「どこで」

「なにを」

「どうやって」

するのかを伝えてから外出してくださいね。 

と集会で言われたことありませんか?


いつ や だれ という疑問的に使うのを7W1Hといいます。

When いつ?
Who だれと?
Where どこで?
What なにを?
How どうやって?
Which どっち?
Whose だれの?
Why なぜ?

これらの疑問の言葉を頭に置くと相手に質問できます。

一般動詞が多いので一般動詞と組み合わせてみます。

Be動詞も少し入れますね。



When do you meet with her?  

(いつあなたは彼女と会いますか?)


Who is Mr Aoki in your company? 

(あなたの会社にいるアオキさんとは誰?)


Where does he play the baseball on Sunday? 

(日曜日彼はどこで野球しますか?)


What do you want for lunch? 

(あなたはランチで何がほしいの?)


How do you go to Shinjuku bus terminal? 

(どうやって新宿のバスタにいきますか?)


Which does he like, a banana pancake or a chocolate pancake? 

(どっちが彼は好き? バナナパンケーキかチョコパンケーキ)


Whose notebook is it on the desk? 

(机の上にあるノートは誰のものですか?)


Why do you come to Japan? 

(なぜあなたは日本にくるの?)


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⑤ 命令文


名前の通り~しろ!という命令文になります。


~してください。という丁寧な頼み方や、

~しよう! という誘う言い方も命令文になります。


日本人の文化としては丁寧に頼むのがふつうですが、

英語圏だと自分が一番なので他人に丁寧にというよりは

自分がこれしたいから!

という気持ちでずうずうしく頼まれたり命令されたりします。



よく日本人が現地に行くと現地人が怖く見えるのは

この文化の違いがあるからです。


会話でよく使うのは下の3つしかありません。


Please ~  「~してください、~お願いします」
Let’s ~   「~しよう」
Be ~ 、Take ~、Do ~など一般動詞を言うだけ 「~しろ」



日常会話で使われる言い回し


Please pass me the salt.
(塩を取ってください)

Please take me to the amusement part this Sunday.
(今週日曜日に遊園地に連れてって、お願いします)

Let’s go to the Italian restaurant for dinner tonight.
(今夜はイタリア料理レストランに行きましょう)

Be careful to go to the school
(気を付けて学校に行くのよ)

Take care of your health
(体に気を付けるのよ)


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⑥ 前置詞


文字通り前に置く単語になります。
主に場所を示すときに使います。


たくさんの前置詞があるけど、

大体使われやすいものが決まっているので

使われやすいもの4つだけ覚えれば大丈夫です。


In (大きな場所) 、(時間) : 「(大きな場所) で」、 「~の中に」、「(時間)後で」


At (ピンポイントな場所)、(時間) :「(ピンポイントな場所) で」、「(時間) に」


By (交通機関) (時間) : 「(交通機関) で」 「(時間) までに」
Nearby (ピンポイントな場所) : 「(ピンポイントな場所) の近くで」



日常会話で使われる言い回し


Let’s meet you in (1 hour).
(1時間後に会いましょう)

I meet you in (Shinjuku) at (7 PM) tonight.
(私はあなたと今夜新宿に午後7時に会います)

You can see the blue swing at (the central park).
(中央公園に青いブランコが見えます)

Please go and see the customer by (the blue line train).
(お客さんに会いに行くのにブルーライン電車で行ってください)

Q. Where is the Sunset Street?
(サンセットストリートはどこですか?)

A. It’s nearby (the ice cream shop) over there.
(あそこにあるアイス屋さんの近くです)


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