見出し画像

奈良に行くなら[32]〜たまうさぎ編

近鉄奈良駅を通りがかる際に必ずチェックするのが駅構内にあるこちらのお店。扱うお品はただ一つ、きなこだんごのみ!なんという潔さ!

米粉のおだんごはもちもちしているのに歯ぎれが良く。しっとり馴染んだきなこの味わいとともに、初めて食べたときから「あ〜なんかこの感じ懐かしい〜」となったおだんごです。

そもそも興味を持ったきっかけは、お店が閉まっていたから。通りがかるとね…閉まってるんですよ。周りのお店が営業している時間帯にここだけ。昼間に「あ、開いてる!」と思ったら売り切れの札が出ていたり。「なんだ、なんだ?そんな人気なのか?」と思いながらも通り過ぎること数回…「売ってる場面に遭遇したら絶対買お!」と思い始め。その後も何度かフラれた末に、やっとチャンス到来♪ あ!おだんご売ってるーーー!!!

初めてショクした日のことは今でもよく覚えています。「うっふふっ♪ きなこだんご買えたよ」とその日のお宿、ホテル尾花さんにチェックイン。ウェルカムドリンクのお茶を入れ。ひと口食べて、あ〜こりゃ売り切れるわけだと納得。2本目はおだんご片手に古事記をパラパラ。光が差し込む窓辺で、や〜奈良っていいねぇとしみじみ和んだのでした。なんとも優しい気持ちになる味に。

またこの大和茶と抜群の相性なわけですよ

このおだんご。作りたてがお店に出され、売れてはまた補充を待つというシステム。だから昼間でも売り切れてたりしたわけですね。そしてその日の分がすべて売り切れたら閉店なので「今日はあるかな?」と覗いてみて、買えればラッキー〜♪ うきうきで持ち帰ってホテルの部屋で食べたり、帰りの新幹線で食べたり。午後でもふらっと寄っただけで買える時もあれば、滞在中一度も巡り会えなかった…なんてこともあるので、最近では、まず「帰りに買お」という思考を捨てました。近鉄線を使わない時でも駅付近を通りがかったらお店を覗いてみたり。あとは時の運…ということで。

賞味期限が当日中なので、お買い求めはその日に食べられる分だけを。私が買うのはいつも5本入のパックなのですが、なんとワンコインでお釣りが来ちゃうんですよね〜(ま、今やキャッシュレスですが)

本店は尼ヶ辻にあるそうで『いざいざ奈良』で紹介されていました。フラれることが多くてもやっぱり奈良駅で買えるのが便利でありがたい。駅ナカばんざい♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?