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第1回 若造に言われたショッキングなひとこと

ALOHA! みゆひょんでーす♪

自伝と言っても、生まれたときから書こうなんて思っていません。

子どものころのわたしは、まあつまらない人間でしたので。


小学生のころに女装に目覚めたぐらいしかエピソードがありません

どれだけつまらなかったかというと、12歳のときに女装の魅力にとりつかれてしまって、親兄弟の目を盗んで隠れて続けてきたぐらいしかエピソードがありません。

その後、30歳になったらやめようなどと節目の年になるたびにやめようと思ったのですが、やめられません。女装が好きというより女だから女の格好を好むんだということに気づいて、女性の格好で暮らすようになりましたが、正直女装は面倒ですw(←今ここ)

普通に学校に通い、1年浪人しましたが、大学は無事4年で卒業できて、普通に就職し、それなりにいろいろあって転職し、転職先でようやく「自分は会社員に向いていない」と気づいたところから、わたしの人生はようやく始まったという感じです。

そのころはもう40歳を越えていましたが。

それまでの人生が無駄だったかと言うとそんなことはなく、会社員時代に培ったIT関連の基礎知識で今も生活しています。でも「自分を生きてはいなかったなあ」と思います。

逃げぐせがついてしまいました

つまずきはじめは1999年でした。ちょっとたいへんなお仕事にぶちあたってしまいまして、不安神経症(いまは全般性不安障害というみたいですね)になってしまったのです。それで2カ月会社を休ませていただきました。

うつ病ほどではないと思うのですが、これはこれでつらい病気でして、感情がたかぶると止まらなくなるんですね。ちょとしたことで涙が出ますし、怒り出すとなかなか収まりません。感情をぼんやりさせるお薬を2年ぐらい飲んでいました。

その後、職場復帰をし、2年近くダラダラさせていただいたのですが、このままではいけないと再起を図ります。

それで背伸びしすぎてしまって・・・

がんばってお仕事をとりまくったのですが、最終的には部下たちに多大な迷惑をかけてしまい(今でも当時の部下全員に心の底から申し訳なく思っています)、スタッフ部門へ異動することになりました。

そこで全社的な総スカンを食ってしまいまして、いちおう円満退職という形ではありましたが、「やってられるかあー」と転職したのでした。

それまでは、スタッフ部門の1年半をのぞいて、ずっとITエンジニアだったのが営業として働くことになりました。ところがぜんぜんお仕事が取れません。

結局プレッシャーに耐えきれなくなって、1年足らずで退職することにしました。

以前に知り合ったIT営業の方にどうやったら売れるようになるのかを教えにもらいに行ったところ、「君は営業に向いていない。プロダクトを売るより自分を売りなさい」と言われたんですね。

そのときITコンサルタントの仕事を紹介してしていただき、それで独立することに決めたのです。2005年のことでした。

言ってみたら、逃げぐせがついてしまっていたのだと思います。

友人たちはとっくに見抜いていたのでした

当時は、「よもや自分が独立なんて」と思っていましたが、思い当たるフシもありました。

わたしはかなり自堕落な学生生活を送っておりまして、3回生を終えた段階で、48単位残していたのです。それも教養の単位を12単位ほど残していました。

4年で無事に卒業しようという人は、卒論やゼミの単位以外は全部取っているのが普通であり、わたしの残し方はほぼ留年という感じだったのです。

それでも何とか内定をもらって、あとは全力で単位を取って卒業するだけとなりました。

就職しようと思ったのは、このままでは自分は駄目になると思ったからです。就職すれば、強制的にまともな生活を送らざるをえないからそうしようと考えたのです。それぐらい自堕落だったんですね。

自堕落な人間の回りには自堕落な人間が集まるもので、何人か早々と留年を決めた友人がいました。

彼らに内定をもらったと言うと、留年仲間を増やしたいということもあったのだと思いますが、誰一人おめでとうなどと言わず、「おまえ、会社員向いてないからやめとけ」としか言わないのです。

当時はちょっとムッとしましたが、いっぽうで一理あるとも思いました。

けっきょく、20年後に彼らの言うことが正しかったのだと思い知らされる形になったのです。

とはいえ、先ほども書きましたように会社員生活に後悔はありません。ITコンサルタントなどというお仕事を紹介してもらえたのも、自分なりにがんばったところもあったからだろうと思うのです。

独立準備セミナーで「若造」に言われちゃいました

わたしはふだん若い人を「若造」などと言わないタイプで、若い人に対してもリスペクトを持って接するようにしているつもりです。ですが、こいつだけは「若造」と言いたい。そんな人と出会ってしまったのでした。

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