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歌舞伎座での團十郎襲名披露公演が終わりました。

西暦2022年12月27(火)
旧暦師走五日

冬至
第六十五侯 麋角解 (さわしか(おおしか)のつのおつる)

西暦2022年12月27日(火)〜31日(土)
旧暦師走五日から師走九日まで

季節はまた巡り、
七十二候が冬至の次候『麋角解』
オス鹿の角が落ちる頃となりました。

メスの鹿は角が生えませんが、オスの鹿は一年に一度、
角が根元から自然にポロっと取れて、春にはまた新しい角が生え始めます。

『麋』とは、『なれしか』というトナカイの一種の大鹿(おおしか)のこととされているそうです。
鹿の角は、毎年生え変わるたびに形が変わっていくようです。

12月26日は、
2ヶ月に及ぶ、歌舞伎座での
十三代目市川團十郎白猿襲名披露、
八代目市川新之助初舞台の公演の千穐楽を観劇してきました。

演目については言わずもがな。

出演されている役者さんたちに目を見張るばかりでした。

助六の最後の方のシーンで

向かって右から、
中村七之助丈
坂東玉三郎丈
市川團十郎白猿丈
中村勘九郎丈
の四人が並んだ時には、
このカルテットを観ることは次はあるのかしらと思ってしまい、
なんだか胸が熱くなりました。

お弁当も特別なお弁当も出て、
十一月と十二月では大きな違いが『海老の天ぷら』
お弁当屋さんのお話によると、わたしの聞き間違いでなければ、
團十郎丈が
『海老が上がる』から、十一月には海老の天ぷらは入れないで、
十二月には『海老を食った』から海老の天ぷらを入れてとお話があったとか、、

そんなお話を聞いて、
十一月の初日と十二月の千穐楽に襲名弁当をいただきました。


十一月バージョン
十二月バージョン

團十郎の襲名披露公演は一生に一回あるかないかの貴重な体験、、
と、おっしゃる方もいて、それはそれは素晴らしい体験をさせていただきました。

振り返ってみれば、
成田山でのお練りに始まり、初めての経験ばかり。

10月からの2ヶ月間、自分を取り巻く環境も大きく変化しました。

この2ヶ月の思いを大切に、感謝の気持ちを持ちつづけたいと思います。

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