「世界一の応援団」の存在
リップコンシェルジュの清野みゆきです。
経営をはじめて2年。
2歳児の母であり、全国転勤の夫がいて、
実家は遠く、出張続きの夫。
ここではよくご質問いただく「パートナーシップ」や「時間管理術」などについて綴っていきたいと思います。
よく質問いただくのが、
「どうしたらパートナーに理解してもらえる?」ということ。
その意味を聞いてみると「反対されることが怖くて言えない」というところにいきつく。
そんなワタシも新婚当時は今とは全然違くて。
会社も辞めていたし専業主婦で主人に「食べさせてもらっている」という感覚。
ネット通販の2,900円の洋服一枚ですら買えずにいたのです。
お金が無かった、ではなく、働いていない自分が勝手にお金を使っては「いけない」という、思い込みでした。
そんなワタシが結婚3年、臨月にして「起業」という選択をしたのですが打ち明けるときには震えが止まらなかったのを今でも思い出すものです。
里帰りをしていたので実家から自宅の大阪へ戻りまだ首もすわらない子供をあやしている時期。けど今やらなかったら絶対後悔する。この想いで主人に相談したのがはじまりでした。
「どうしても勉強したいことがあって東京にいきたい」
絶対反対される、そう思って発した言葉に返ってきたのは、
「どうしたらいけるかな?オレは何したら良いかな?」という言葉。
24時間一緒にいる母親のワタシですらまだまだ分からないことだらけの育児。
それが一緒に住み始めたばかりのミルクも作れない主人に預けて1日家をあけるという大冒険。
2人で話をしてミルクの作り方を練習したり、搾乳した母乳のあたため方を練習したり、そんな日々が始まったのです。
生後3ヶ月。母乳育児メインのワタシの胸は東京から大阪へ帰ってきた22時頃にはカチカチになっていました。あの時の胸の張り、気持ちの張りはいまでも鮮明に覚えています。
後に主人から言われた言葉。
「あの時東京に行ってくれて、子供と二人になっていなかったらきっとオレはずっと任せてばかりだったと思う。そんなきっかけをくれて感謝しているよ」と。
妻だから、母だから、こうしなくちゃいけない、あぁしなくちゃいけない。
生まれ育ってきた「妻像」「母親像」があってなかなか崩すことが出来ないのは当たり前。
でも、そう思っているのはアナタだけなのかもしれない。ワタシもそうだったから。
ワタシの世界一の応援団長でいてくれる「主人」に言われた言葉。
ご飯を作ってほしくて結婚したわけじゃない。
子供を産んでほしくて結婚したわけじゃない。
両親に良い顔してほしくて結婚したわけじゃない。
オレはみゆきが笑顔で元気でいてくれたらそれでいい。
オレはみゆきの夢を応援する世界一の応援団長だよ。
この言葉のエールを貰ってワタシは自信をもって突き進めています。
ときに迷うこともあるし不安にだってなる。
けれど「〜するべき」は過去の自分が作り上げてしまっているのです。
この人と人生を歩む。
そう誓ったパートナー。
むやみやたらに反対することはないのでは?
そう思っているのも自分の選択なのです。
心配かけるから話さない、それも一つ。
でも想いが強ければ強いほど、実は一番の味方であったりするのです。
「共感」は力になる。
ぜひ夫婦でアナタの夢を共有してみてくださいね。
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