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鵠沼海岸から鎌倉で悟る。

年に一度の鎌倉行脚。
長女長男次男が保育園の時のママ友。
それが長ーい付き合いになって早20年以上。
第一子の時のママ友って
自分にとっても相手にとっても
すごく大変な時を共にした
戦友のような関係。
色々あったなぁって話をしたり
お互いのこれからの事を聞いたり
まあ、老後の話もあるよね、この歳だと。
お互い成人した子どももいるから
成人したって子どもは子どもだから
心配だったり、悩んだり。

そんな友人と一緒に
年に1回は鎌倉へ行く。
今回は鎌倉から離れて
鵠沼海岸の方まで足を延ばす。
アンティークなものが好きな私に合わせて
まずは草原舎さんへ。

レトロ扇風機
ドライフラワーたち
内装もこだわりが
エントランス
店前の見せ方

雑貨類は店主の好みが並び
いつの時代か、どこのものかが分からない
様々なものが混在している。
だけど何となく統一感があって
周りの植物たちとも調和していたなぁ。
勉強になります。

次に腹ペコな私たちは
すぐそばのこちらのお店へ。
点心・発酵薬膳ごはん和さん。

休日の特権
土間が超好み
身体がポカポカ温まる「参鶏湯(サムゲタン)」ランチセット
皮から手作りした自家製点心のランチセット

控えめに言ってもサイコーなランチだった。
平日なのにウェイティングが。
どれもこれもちゃんと手が掛かっていて
私は飲食店の原点に立ち返ることになった。
手をかけて、美味しく。
そうでなくっちゃだな。

そしてそこから歩いて鵠沼海岸の方へ。
海沿いをゆっくりゆっくり
他愛無い話をしながら歩く。

海とじゅんこ

直前に食べた参鶏湯のおかげか
ゆっくり歩いていても汗をかく。
働きづめの自分を表すように
そういえば今年は海にも来なかったな。
とくに海が好きというわけでもないけれど。
海との久々の再会にちょっと心が躍る。

江の島まで歩きそこから江ノ電へ。
次のアンティークショップはこちら。
artique kamakuraさん。

店内は撮影NGだったので表だけ。

パリッとした白い暖簾

ひんやりとした古民家の中は
物音一つしない静けさ。
緊張感が増す。
ちゃんと補修しているのか
廊下を歩く時にきしむ
古民家特有のミシミシという音もしない。
髪の長い綺麗な女性がPCに向かい
「割れ物が多いのでお気を付けてくださいませ。」
という言葉遣いと声のトーンに
育ちがいいのだろうな~なんて思ったり。

置いてある古いものたちは
フランス製のものが多く
コレクターだったらよだれものの数々(←お育ちが・・)。
目の保養と決め込んで
一回りして帰ることに。

その後、おきまりの鎌倉駅周辺へ。
小町通りから一本入ったところの看板に目を奪われつつ
また今度と挨拶を。

ずっと知っているけどまだ行けてない
魅力的な看板とメニュー

両方ともまた今度ね。

たくさんたくさん話をした中で
今回は学びが多かった。
自分で自分を理解している以上に
友人の方が「そりゃそうでしょ」と
分かってくれている部分もあって
なぜそりゃそうなのに
行動に移してなかったんだろう。とか。
無理やりグイっと方向転換させるより
自然な流れで動く方が
自分も周りも心地よく動けるのに。とか。
目の前のやらなきゃならないことに振り回され過ぎて
大切な事、自分がやるべきことを見失いそうになっていた。
自分が大事にできることって
そんなに多くはない。
だからこそ、その一つ一つを大切にしよう。

まあ、いくつになっても簡単には生きてはいけない。
だから周りの人を大切にしていこう。
今回の旅はそんなことを思った。

マジメか。

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