何故サーモンランを長く続けられているのか
最近、海外勢の方から「何か目標があるの?なんでそんなに長く遊び続けていられるの?」と聞かれました。
あまり深く考えたことがなくて困っちゃったのですが、聞かれたので自己分析をしながら一応回答してみました。
「今は特別な目標はない。ただ楽しく遊べていればそれでいいかなと思っている。」と。
すると、「他の人にも同じ質問をしてきたが、今まで聞いた中でも一番興味深い回答だ」と言われました。
僕としてはそんなに変なことは言ってないつもりなのですが。
せっかくなので、今回はなぜそのような回答になったのか、なぜ長く遊べている理由について自己分析したことを書き連ねていこうと思います。
①僕はエンジョイ勢である
バチコン優勝してるやつが何ゆーとんねん、と感じた方もいらっしゃると思います。ごもっともです。僕もなんらかのコンテンツで優勝している人からエンジョイ勢なんだよねって言われたらマジかよ…と感じると思います。
でも自分では本当にそう思っているのです。
これはスプラトゥーンを初めた時からずっと同じです。
かといって上位勢だとか、乱獲勢だと言われることが嫌なわけではありません。それが他者を貶すような悪意的なものではないと理解しているのでご安心ください。
ただ単に自分としては、あくまでも趣味の延長線上で、たまたまサーモンランが得意なだけのエンジョイ勢だと思っているだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。
もし仮に僕がプロゲーマーになったとしても、スポンサーがつくなどによってプロ意識の側面は必要になりますが、根本的なところの楽しく遊びたいという気持ちは変わらないでしょう。
エンジョイ、すなわち楽しいと感じることが長続きするのは何ら不思議なことではないですよね。
では、何故ずっと長く楽しいと感じ続けられるかを掘り下げていこうと思います。
②"目標はない"の意味
前述で「特別な目標はない」と言いました。ここでいう目標というのは「サーモンランそのものに対する目標はない」という意味です。
サーモンランというコンテンツに対する目標って何ですかね。
あまりにもアバウトで漠然としすぎてピンとこないなぁと。
どんなプレイヤーになりたいですか?とか、何個納品したいですか?みたいな聞かれ方したら答えられるんでしょうけども。
漠然とした質問には漠然としか考えられないし答えられないので、このような回答になります。
ここからが本題で、僕が大切にしている考え方なのですが、目標は漠然としていてはいけないと思っています。
「上手くなりたい」という目標があったとして、何がどうなったら上手いと判断するのか。判断するのは自分なのか他人なのか。とんでもなく漠然としています。
目標は言わばゴールです。どうなったらゴールなのかが明確でなければ、それまでの過程を想像するのはかなり難しいし、何よりしんどい。
自衛隊の訓練で、筋トレをひたすら続けるものがあるそうです。
しかもこれは教官が「止め」と言うまで終わりません。全ては教官の匙加減です。
スクワットを何回したら終了というものではなく、いつ終わるか分からない中でスクワットを続けなければなりません。
想像するだけでもしんどいですよね。
それもそのはず、これには筋トレと同時に、いつ終わるか分からない中でキツい思いをすることで「忍耐力」を鍛える意味もあるそうです。
つまりゴールが見えない中で頑張り続けることは、私も含め並大抵の忍耐力しかない人間には無理です。
なので、「漠然とした目標は持ち合わせていないよ。そんなんじゃ疲れるし続けてらんないからね。」という意味で回答しました。
③僕の目標はかなり断片的
前述で目標はないと言っていますが、目標が全くないわけではないです。
その時々に合わせて明確に目標を立てています。
そして現在はオフラインバイトチームコンテストで優勝するという目標を持っています。
その通過点として第三回バイトチームコンテストによるオンライン予選を通過する必要がありました。
そのため私たちのチームでは、今日はシェケナダムのタツマキで90個納品する練習をしよう、今日は満潮グリルで100個納品する練習をしようと、明確な目標を立てて練習しました。(まぁ本番ではどっちも来なかったんですけどね。)
その積み重ねの結果が今、そしてバイトチームコンテスト2連覇なのです。
すなわち、目標が明確であるからこそ、達成までの過程や作戦を描けます。
皆さんに近いところで考えれば、「上手くなりたい」と言う漠然とした目標ではなく「索敵ができたら上手いと認定する」などの明確な目標を立てるべきだということです。
そうすれば数秒おきに周りを見渡してみよう、納品中は暇だから視点を動かしてみようなどと練習方法も明確になります。
僕も初めは実績なんてまるでないところからスタートしています。
もっと言えば銃で撃ち合うゲームなんて物騒なもの、今まで避けていました。
スプラトゥーン2が初めてです。
そんなセンスもかけらも無い人間が上手くなるために、今日はAIM練習をしよう、今日はコウモリの雨玉を返す意識をしよう、今日は積極的にザコシャケを見てみようなど、明確で断片的な目標を立てて練習してきました。
このように断片的で明確な目標であれば、漠然とふんわりとした目標よりも達成までの道標が導き出しやすいし、達成しやすいのです。
見えない終わりに向かってがむしゃらに頑張るのではなく、ちょいちょい頑張る時を作ってあとは緩くやるのが長続きのコツだと思います。
そのためにどうなったら目標達成なのか、そこをしっかりと決めてから頑張ってみることを強くオススメします。
④息抜きの仕方
頑張り方は分かりましたが、達成するのが難しいからこそ頑張っているわけですね。容易な目標は頑張らずとも達成できるのですから。ゴールが分かっていてもしんどいときはしんどいです
そんな時は息抜きをしましょう。
サーモンランの中でも普通にフレンドと遊ぶとか、野良をするとか、遊び方にも幅があります。
僕だってサーモンランしかしていないわけじゃないです。
リアルもそれなりに忙しいし、時には対人戦だって他のゲームだってやります。
何をしようかな?の選択肢にサーモンランがあって、その比重が他よりもちょっと大きめなだけなのです。
今日は目標に対して頑張るの疲れたな、という時に息抜きができる別のことを用意しておきましょう。
あなたが目標から目を逸らす時間があったところでだーれも気にしてません。
僕は根底として「たかが一般人の僕のことなんて誰も気にしてないやろ」と思っています。今は多少の実績を持ってしまったが故に多少の興味を持たれてしまっているのかもしれませんが、著名人に比べたら屁でもないに決まっています。
こんな性根の腐った僕なんかに興味がある人だいぶ変わってるなとすら思います(失礼)。
つまり世間が僕に興味がないのと同じように、あなたに興味がある人なんてとんでもなく少数です。
これはむしろプラスに捉えていきましょう。
誰にも気にされてないんだから、好きに息抜きしたり、目標を緩めてみたりしちゃってええやろと。もっと自由でええやんと。
疲れた時の逃げ道を作っておかないとしんどいシーンがあるのはサーモンランも同じなんですよね。
まとめ
最後に、僕が長く同じコンテンツを遊び続けている理由とコツは以下の通りです。
・ずーっとがむしゃらに頑張りすぎないよう目標は明確にする
・目標はその時々に、そして断片的なものにする
・どうせ世間的に興味を持たれていないんだから気楽に遊ぶ
・疲れた時用の逃げ道を用意しておく
こんなところでしょうか。
じゃ、そーゆーことでー。
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