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違う次元にきたような。。。

腸のリーキーガット、カンジダ感染で腸内環境の最悪なとき、頭は常にぼーっとして、2~3秒前のことも忘れてしまう。秋だったが、異常に寒く電気こたつを使い、動けないでいた。                   あれはブレイン・フォグだったのか、リーキー・ブレインだったのか。  ブレイン・フォグとはまさに脳に霧がかかった状態で、脳疲労で頭が思うように働かない集中力がすぐ切れる状態。    リーキー・ブレインは脳に毒素がたまった状態。  思考は後悔と不安と、でも頑張ろうーそしてまた、後悔ーと、同じところをぐるぐるしていた。なにしろ忘れてしまうので。ずーっと自分のしっぽを追いかける犬のように ぐるぐるぐるぐる。。。                        そんな状態でも、何とか食べるものを作り、生きていた。

買い物も近くのスーパーまで必死で車の運転もし、行っていた。      それが、スーパーに入っても、自分がそこにいる実感がまるでしないのだ。異次元にきていて、自分とその周りは接しているが次元が違う。そんな風に感じた。豆腐に手を伸ばし、触っているのに直接触れている感覚がない。 体が卵の薄皮のような透明な膜で覆われていて、その膜ごと触れていた。

そんな状態でも、腸のカンジダ除菌のサプリ治療が終了し、少しずつ動けるようになった。毛髪検査の結果、マグネシウムサプリが吸収できていないとトレースミネラルを飲むようになった。歯のアマルガムは安全に除去してあったが、まだ体内に水銀は残っていた。

頭のてっぺんがずっと痛いと言ったら、先生はトレースミネラルでの鼻うがいをするように、痛いけれど良くなるためだからと処方された。100円ショップでドレッシング用のプラスチックボトルを買い、トレースミネラルの液を入れぬるま湯を足す.鼻の穴を片方押さえ、もう片方にボトルの口を当てて液を押し込んだ。と、あまりの痛さに驚愕!両目は真っ赤に充血!なんだこれはー! それからは毎日、深呼吸して覚悟を決めてから鼻うがい。

それでも、数日後から痛みは和らぎ、2か月ほどで頭もすっきりしてきた。初診から10か月目だった.長! 途中もいろいろあったのでね。     でも、ちょうど新緑前の五月晴れの日。車で、通った道の街路樹の美しさは忘れられない。これもまた、それまでと別の世界に来たようだった。それほど美しかった。戻ってこれたんだという喜びだった。

辛い日々のあとこそ 生かされている喜びがわかるものだ。        順調に生きている人は体験できない感動。そんなご褒美がもらえた日だった。      

       




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