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35歳から始めた英語学習。フルタイム勤務・2歳ママ。それでもALL外国人チームに転職できた話。

私は35歳にして初めて、義務教育以外の英語学習を始めた。歳をとると覚えが悪くなるとか、いまさら何のために、だとか思う人もいるかもしれない。でも、私は、英語学習を始めて、人生の充実度が爆上がりしたので全力でおすすめしたく、久しぶりにnoteを書いてみたい。

35歳にして(いまさら)英語学習を始めたきっかけ

ぶっちゃけると転職を考えたから。
というのも私は、働く会社は、”ものを作って売るまですべて自前で責任と自信をもって働ける”という理由から、絶対メーカー希望。そのうえで給料・待遇・やりたい仕事・向上心や好奇心を満たせる…という基準で転職先探しを探した結果、外資系企業も選択肢に入れる必要が出てきた。
となると、英語はマスト。そこでついに満を持して英語学習に本格的に取り組む気になった。ここでポイントが本格的に、という点。目標が「いつか英語が話せたらいいな~」というぼんやりしたものだとフルタイム勤務・子供2歳と、とにかく時間がない中、成長できるはずもない。
私自身、何度も英会話やTOEICの本を買ってはまったくページが進まず、四半期ごとに売りさばく、という無駄遣いをしてきた。「本腰を入れる」という自分の意志の強さが必要だ。ちなみに前職も前々職もまっったく英語は使っていない。大学2年か3年の「必修科目 英語」以来の勉強だ。

最短の道を探す

そこでまず始めたのは英語コーチングサービスのPROGRIT(プログリット)。私は英会話スクールなど、比較検討し悩む時間も惜しいというせっかち気質を発揮して、最所さんのnoteをきっかけに全力信頼してPROGRIT一択で通い始めた。


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余談①:この時、さとなおさんの「ファンベース」を身をもって実感。比較検討もまったくせず、全面的な信頼のもと(一方的ですが)なかなか高額でも即決できたなぁ。
余談②:このnoteを書くためにいろいろ英会話スクール等を調べたが、マーケティング的には面白いけどめちゃくちゃレッドオーシャンで大変そう。比較記事も多く、なんかグレーそうなコンテンツもたくさん…
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PROGRITで2か月、みっちりと「英語学習法」について学んだ。そう。ここでの大きな学びは英語の学習法を理論をもって説明してもらい、これは英語習得への正解の道のりだ、という信頼をもって学習できたこと
学習に毎日3時間強割いていたが、「この勉強法で英語力がつくのだ」と信じられるからこそ続けられる。独学だとこの勉強は意味があるのかな…無駄じゃないかな…という邪念で続かない。この教材はリスニングのため、リーディングにはこの単語数の教科書を〇時間やる必要がある、と明確になるのがよかった。
また、市販の教科書や教材でも英語力はつくこと、要は教材ではなく自分の英語学習への熱意次第だということを学んだ。#PRではありません

その結果

こうした学習を続けて約3か月で日本語が話せない今の上司の英語面接を突破し(もちろんresumeは英語で作成し)、約4か月でALL外国人チームで働き始めることになった。

わかりやすい数値としてはTOEICは200点UP(最初が低すぎる)、VERSANTは9点UP(留学9か月分)という結果は出た。

ただし言語習得に終わりはない。今も英語がうまく使えず、悔しくはがゆい思いをしない日はない。でも言いたいことが言えた!複雑な気持ちも伝わった!という日は増えている。

モチベーション維持方法

まずはいつか自分も英語を使ってスムーズにコミュニケーションできる姿が想像できること。というのも、今のチームは全員第二言語として英語を使っている。(5か国語話せる強者もいる。)英語話者の多くはNon-Native。今自分からみてペラペラに話せている人たちはみんな努力をして習得しているのだ。それは自分にとってはとてもモチベーションを上げてくれている。
チームみんなそれぞれくせがある英語を話すが、それでこそ公用語。美しい発音よりも、伝える意思の強さや、言わなくては伝わらない前提のシェアする文化がとても心地がいい。みんなNon-Native同士、敬意を払ってコミュニケーションしている。

次に、英語学習はとてもわかりやすく成長を実感できること。マーケティングや多くの仕事は自分が今どの立ち位置にいて成長しているのかどうか、ある一定レベルを超えると測るのが難しくなってくると思う。でも英語学習はTOEICやVERSANTなど測りやすい目標を立てられるので、比較的簡単に自分の成長を実感できるので自己肯定感が爆上がりする。私は精神安定剤的に各種テストを受けて自分をほめている。

実際にめちゃくちゃ役立つ教材紹介

最後におすすめの教材をご紹介。私はPROGRITを受講したため無駄な教材は買わなくて済んだので(PROGRITでは教材は市販のものを指定される)、実際に仕事として英語を使う毎日を送り始めて、自分自身で調べ選択しとても役にたった厳選5冊。


まずは大定番の単語。これを1冊何度も何度も通して単語を覚えました。TOEICはもちろん、ビジネス英語の単語も網羅しているので単語はこの1冊をやればOK。

これは元上司、現Microsoftの上代さん(@kamishiro2015)に教えてもらった一冊。ビジネス英語は中学高校英語の単語だとふさわしくない場面も多く、この一冊でビジネスっぽい英語になれます。

この3冊は実際に働きだして、すごく役にたった本たち。~
「していだけますとと幸いです。」「お手数ですが」「ちょっと難しいです」など直訳できない場面の英語を学ぶのにとても助かっています。今も机においてすぐに調べられるようにしています。

英語学習を始めて変わったこと

これは間違いなく、自分の世界の狭さにやっと気づいた、ということ。正直それまで、日本人向けの日本人しかいない市場で戦う手法を考え実践してきた。競合はもちろん国内、事例も国内、成功体験も日本国内。悪いことだと思わないけれど、一度でも世界を見渡すと世界がまったく違って見える。
仕事だけではない。COVID-19のニュース一つとっても、海外のニュースと日本のニュースを比較して冷静になることができるし、将来住む場所も広がる。子供の教育への選択肢も増える。
文字通り世界は広いのだ。

もうひとつは、とても小さな、しょうもないことだけど、「あれオレ詐欺」や売名行為、SNSの声の大きさが実績になるといった、業界特有の?モヤモヤ・イライラがなくなったこと。狭い業界内で、有名かどうか、顔が広いかどうか…なんてことには興味がすっかりなくなった。

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さて、いろいろ書いてはみたものの、実際、私の英語力は体感的には2歳児レベル。

まだまだ道のりは長いですが、備忘録として書きました。英語を学び始めて、自分の頑張りを測れるものさしができたことは、仕事もプライベートも限界や評価が手探りの中ですごく自己肯定感が高まりました。英語じゃなくても、一人でも何か始めるきっかけになるnoteだといいなと思っています。

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英語学習をはじめて1年後の参考書もご紹介してます。よろしければこちらもご覧くださいませ!


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