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Xデザイン学校 #05ユーザーインタビュー 20190921

もう5回目の講座で折り返し地点です。
何かを始めるには頑張ってみるちょうど
20時間目に突入しました。

前回は、自分の中では
点と点が点線でかすかに繋がったような
気持ちがあったけれど
今回はまたモヤモヤモヤと悩ましい回と
なりました。

本日の学び
インタビューでの大切なコト、ポイント

1.「問い」をたてること。仮説検証ではない
2.インタビュアーとラポール(信頼関係)を作り、いかに内省化させるかがポイント

そのために、
1)インタビュアーとインタビューイは
師匠と弟子「師匠のようなるにはどうしたらいいのか?」教えを請うように聞く
2)なぜ?を5回聞く
3)そのキッカケは?はキラーワード
4)被験者の過去、現在、未来にタイムトリップしてみる

3.自身は問題や不都合には気づいていない

いざインタビュー

前部署がメーカーのいわゆる
商品(プロダクト)開発のマーケティング部
だったため、商品上市するためのプロセスとして特定のブランドや商品に対して
「グループインタビュー」「CLT調査」
というのは数もかなりやりました

ただ、その時は問いではなく「仮説検証」の場であり、商品発売の前に味覚やパッケージデザインを提示し一定のスコアが出ないと商品を上市できないという社内的な発売ゲートのひとつでもあります。

デプスインタビューも経験はありますが、
ある商品やブランドのコアユーザーに
対してブランドのイメージを深掘りして聞くという内容で、今回のような
「なんだか分からない〝タネ〟探し」
のためのグループインタビュー、
デプスインタビューは未経験です。

そして今までは調査会社がインタビュアーであり、事前に調査設計も調査会社さんと担当がすり合わせしていました。

いざ聞き方ひとつとっても自分達が回していくのはとても難しい。
だけれど、調査会社にお任せするのではなく、対象者に内省化してもらい〝タネ〟を探しにいくという点で、自分達がインタビューアーをしてみることで気がつくこともきっと多いハズ・・ですし、難しくもあり面白かったです。

内省化させるのも内省化するのも
そう簡単には行かない。

デプスではインタビューイの方もやりましたが、自分の中の出来事の内省化というのも難しい。自分の発言も「意味の言語化」にはなっていないような気がする・・・。そして、自分の話をするのって結構恥ずかしいものです。
人のお話を聞くのは、この人こんなカンジの人だったんだーという発見はありますが、インタビューの目的である、なぜなぜ聞いて相手から上手く聞き出すのも簡単なようで簡単でない。

反省点

〝タネ〟らしきものが不確かすぎて選んだエピソードがコレでいいのか疑問がわいてしまう。そしてそもそも「高画質な体験」というテーマで進めていくことにも疑問がだんだんと出てくる・・・グループインタビューの段階ではインタビューではなく、ついつい「座談会」になってしまう。

モヤモヤモヤした気持ちで終了しました。

インタビューのポイントより
一番重要なこと。

最後の方で先生がおっしゃっていたことが
印象的でした。

質的調査は、何だか分からないモノ
=「言語化できない〝タネ〟」を集めて
モノゴトを本質化する(ためのあくまでも手法)
見つけようとする姿勢、知るための努力、
見つけたいモノのために
ありとあらゆる手をつけることが大切

インタビューにおいてのポイントも大切だけれど、前回に引き続き「本質的なことは何か?」ということに気がつくために試行錯誤することが重要。

前回「問題とは、ありたい姿と現実のギャップである」という話がありましたが、
そもそもXデザイン学校に来ているのも「自分にとってのありたい姿と現実のギャップ」を埋めるために来ていると思いました。
自分がどうありたいかのビジョンもなかなか曖昧ですし、自分の中の言語化できない〝タネ〟も分からない状態ですが、ここも手法にとらわれずに試行錯誤していきたいと思います。

懇親会

とてもステキなお店でした。
幹事の選ぶお店のハードルがどんどんあがりますね。
※といいつつも写真撮りはぐってしまったので、トップのイメージ画像は全く関係ない前日行ったAmazonberの写真です笑

台湾に行く予定の皆さまと二次会でサンラータンまで食べてしまいました。
台湾でのワークショップも今から楽しみです!!

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