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Xデザイン学校ベーシックコース#01 ブートキャンプ 2019.05.25


▪️なぜ「Xデザイン学校」に通おうと思ったのか?

まず、自己紹介

多摩美術大学絵画学科ではファインアートを。
デザインは卒業してから。

小さいメーカーやデザイン制作会社数社で自分が手を動かす側で、グラフィックデザインを。

今の飲料会社では、マーケティング部のブランドチームにて、パッケージをメインにマス広告も含めたデザインディレクションを7年間。

今年1月からEコマースのコミュニケーション周りを担当してます。

きっかけ

「デザイン思考」とか「デザイン経営」と世間で騒がれているけど「デザイナー」であれば、みんなできるものなのか?という疑問。

グラフィックデザインや、ディレクションの仕事は前部署にてある程度は「やりきった」ような・・・。今のEコマースの仕事は、新しいインプットや刺激もあり面白い部分も多く、時代や仕組みが変わってきていることがよく分かる。

「デザイナーである」ということに胡座をかいたままではマズイのではないか?この先・・・どうする?という今後の自分への課題。

どこかで学ぶ機会がないかと調べたところ、
1回限りのセミナーではなく、長期的に学べる「Xデザイン学校」にたどりつきました。しかもタイミングよく、入学の説明会が数日後!!

まずはお話を聞いてから決めようと説明会に申込みました。

#00 説明会

突然参加を決めた説明会当日。

10回は正直長期戦。あまりに自分が思っていることとかけ離れていたり、つまらなそうだったりしたらどうしよう・・・自腹参加だと正直高額だし・・・じっくり考えて決めようと思ってました。

結果、浅野先生のシート1P目

「You must unlearn what you have learned.」
覚えたことを全て忘れることが必要
 

ここで心をガッツリつかまれてしまい、
行きます!! と心に決めました。

unlearn という言葉・・・
15年以上グラフィックデザインの仕事をして来た自分がまさにやるべきことだと思ってます。

その後のお話も非常に面白く・・・
期待値が高まった状態で入学を決意することができました。

▪️Xデザイン学校ベーシックコース#01 ブートキャンプ へ

5月25日 初日。
1回限りのセミナーだと全く感じませんが、
40人の受講生とこれから1年近く一緒に学んでいくかと思うと、新しくクラスメイトになったような、不思議な親近感を勝手に感じました。
色んな業種・職種の方がいらっしゃったので、
色々な方(できれば全員)と全10回のうちにお話してみたいと思います。

▪️イントロダクション

学びとは、知識・技術だけでなく+判断
「スキル学習」ではなく、「発達」しなければならない

→子どもになぜ絵画や書道を学ばせるのかという例が分かりやすかったです。学生から社会人になって仕事を覚えていくときも一緒だな・・・と思いました。

・必殺技を捨てると成長する
→きっとこれから得意分野(グラフィックデザイン)に頼りがちなりそうなので捨てるよう努力します。

・ワークショップは懇親会のチケット
→もともとお酒全般、飲み会好きでもあるので、できる限り毎回参加します。

・人生には読書・酒・旅が必要
→激しく同意!!です

・学びには外化が必要
→note.に毎回書いていきたいと思います

▪️ゲームチェンジとサービスデザイン

・時代はデザイン3.0
→1.0デザイナーとして非常ーーーに耳が痛く、とても危機感があります。デザインの意味も変化し、デザイナーに求められることも変わってきていますね。

・各企業がゲームチェンジに参戦
→ビジネスモデルがプロダクトからプラットフォームに変わり、個人的には、日系企業の中でも機械系のプロダクトメーカーの方がチェンジしなければと強く思っているのではないかと思います。私はメーカーですが、会社はこの点の危機感は正直ゼロ・・・。会社が危機感がないことに対し、危機感を覚えます。

・既存モデルから現在のモデルの変化
メーカー (マーケティング) → コンシューマー から
プラットフォーム(Develop Experience) → サービス (デザイン思考)→ ユーザー へ

→メーカーのマーケティング部で、まさに既存モデルの既存の仕事をしてきました。「Develop Experience」とは?「デザイン思考」とは?
この部分を学んでいきたいです。

・「ビジネスの視点」と「ユーザーの視点」をつなぐのがサービスのデザイン (アウトサイド・イン VS インサイド・アウト)

→自分が求めていることを言語化できない(ウオッシュレットのくだり)というのはとても分かりやすかった。お困りごと、課題の洗い出しからは生まれないということですかね・・・

▪️ゲームチェンジとは何か? 

1:デジタルトランスフォーメーション

アリババ:「データが今後の石油になる」

→今の時代の価値として、とても分かりやすい。
行動データをもらう代わりに、企業は何を与えるのか?=データではなく「サービス」で戻す・・・なるほど。

2:モノのデザインからサービスのデザインへ

デジタルジレンマ・・・デジタル化の取り組みが技術フォーカスになっていることが問題、「人間中心」にデジタル、データ、サービスをデザインすることが重要。

何を顧客体験と定義しているのか
・Amazon=「速さ」
・エアークローゼット=新しいコーディネート
・パナソニックTheRoast=コーヒーを楽しむ豊かな時間

→仕事でAmazonの広告周りを担当してますが、
Amazonがこの点を体験価値としていることは非常によく分かります。また、彼らはPDCAが恐ろしく早く、良いと思ったものや仕組みの取り入れ方、そして切り方まで早い。
Dushボタンもこんなに早く終了とは・・・

3:フィンテック

eコマース・インターネット広告・ペイメント・・・本丸はペイメントである。

→昨年、中国に旅行した知人が
「どんな田舎や小さい店でも、現金を一度も使わなかった」と話していて、ペイメントの進み方の速さにびっくりしたのですが、「信用スコア」というのは今回初めて知りました。
データの吸い取られっぷりに、少しゾッとします。

アンカファレス式ディスカッション

私の選んだチームは「人間中心」とは何か?

発表シート

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Amazonやエアクローゼットの事例から、人間中心とは、「生活」そのものではないか?という結論に辿りつきました。

発表者役もやらせていただきました。

講評で浅野先生からエスノグラフィックやアバターの話、ブリコラージュするための曲がった釘・・・というお話がありましたが、

ワークショップの議論中に
Amazonの「速さ」という顧客体験は、人類誰もが平等に与えられている「時間」という価値を提供してる、だから、これほど広まったのではないか?という議論があったので
後から、このことも発表すべきだった!と少しだけ後悔。

懇親会

色々お話聞けて楽しかったです。懇親会の方が緊張せずにフラットに話せる雰囲気でした。先生だけでなく、皆様色々な経験を積まれている方が多く、講義内容ももちろんですが、こちらも刺激的でした。

次回の幹事役になりましたので、お願いいたします。

1日を終えて

半日かけて新しい刺激だらけで、とても充実した一日でした。これから1年間、先生や皆様に刺激を受けながら発達していきたいと思います!

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