深夜 鬱思考羅列

きっと君は優しいから私の話を聞いてくれるんだね きっと君は優しいから、こんな真夜中でも、病んだ話しか言えなくても聞いてくれるんだね

でも私は腐ってるから、良い話をうまく言えない自分を殺したくなるよ 壊れてるから、気持ちのはけ口にしかできないよ

きっと君は優しいんだね うまく学校に行けなくても応援してくれるし いじめられた思い出を話しても受け止めてくれるし ご飯も一緒に食べてくれるし 静かなところで寄り添ってくれる

でも私はいつかその優しさに飽きて、心が腐っていく 善意が当たり前になる 感謝する意味も思いつかなくなって

それが怖いから、今日もありがとうって言う 自分のことしか頭にないよね バカだよね でもお前はバカだなって、笑ってくれたりしないから いつも真摯に見てくれるから そこが好きなんだけどね

今の友達みんなが学生の頃会えてたらよかったなって思ってる 居場所も人と喋る楽しさも 一緒にメチャクチャな設定で遊ぶ格闘ゲームの面白さも知らなかった 友達を作ってファミレスやカラオケに行ったこともなかった

でもみんな大人になっていく 私だけ子供のまま老いる

小学校も中学校も、痛みと傷だけが残って高校に行けないままで、大学とか専門学校の世界も知らなくて会社にも行けない 高卒を取ったところで 美術の世界も 心が壊れてるだけの凡人には何もできなくて 美術部とか通ってたら上手くなってたらしい 知らなかった 中学校って病んだ人が正しい頭の人に人格をすり減らされるためだけにしかないとか思ってたから 部活とか行かなかった

だから私きっと下手なんだね
人間として最低限できてるものが何も足りてない

人間と猿を一緒に育てた実験みたい 人間は猿のようになって、言語を使うことを忘れて 猿は人間のように道具を使うことが覚えられなくて鬱状態になる

私もそんな感じ 人間の言葉も思考もわからない人間じゃない何か いっそ自分に知性も自我もなければよかったのになって思った

いじめられてる瞬間だけはただ痛いから何も考えなくても生きられたけど 学校に行かなくなって勉強したり本とかインターネットを見るようになってから「あ、あの時いじめられてたんだ」って思い出して死にたくなる 過去の傷は消えないし治せない 中途半端に肥大したエゴと自尊心で余計に傷が痛い

今日も寝れないけど、まだ死にたくない

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