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"バリュー・キャンバス"によるプロダクトの価値の見える化

改訂履歴

2019.4.7 修正 VCON, FCONをそれぞれVCF, FCFに変更
2019.3.8 追記 顧客セグメントごとにキャンバスを
2019.3.8 追記 プロダクトに魂を
2019.6.7 修正 メトリクス名を価値KGI/KPI、財務KGI/KPIに修正

テンプレート公開

Google Slidesで公開しております。pptxなどに保存して自由にご活用ください。

SpeakerDeckにもアップしています。

作成例

別途準備します。しばしお待ちを。

バリュー・キャンバスとは?

スタートアップや新規事業開発において、リーンキャンバスを書くことはよくある光景です。しかし、書いただけになっているケースもまたよく見かける光景です。

僕が実際にプロダクトマネジメントを行ったり、クライアントを支援する中で、リーンキャンバスの使いにくさも実感しています。正しく理解しておかないと、間違えやすいと言った方がいいかもしれません。

そこで、バリュー・キャンバスです。バリュー・キャンバスでは、「価値」にフォーカスしたフレームワークです。そこをより明確にした作りになっています。

顧客を変革させるUモデル

キャンバスの左側は顧客とその課題やペインを特定し、プロダクトの価値を使って顧客をあるべき姿(カスタマーサクセス)へと導くモデルとなっております(Uモデル)。

価値とは、顧客をあるべき姿(CS)に導く新しい力とも言えます。また、同時に独自価値である必要もありますので注意が必要です。なお、リーンキャンバスのUVPと同等です。

価値KGI

ToBe(ありたい姿)を計測するメトリクスを定義します。つまり、ベネフィットトラッキングの指標です。ポイントは、財務系のメトリクスと明確に分離している点です。

価値KPI

以下の2つのパターンがあります。
① 価値KGIを計測するための指標
② 価値を計測する指標

財務KGI

売上、コスト、SaaSだとMRRなどの財務系に関連する指標です(ここでいう財務は財務会計/管理会計の財務とは別です)。

プロダクトの初期フェーズで財務KGIや次項の財務KPIだけを追求すると、施策や機能の優先度をつけられない場合が多い。

財務KPI

基本的には財務KGIをブレークダウンした指標。リーンスタートアップの革新会計も該当する場合が多い。

すべては仮説でありバリュー・キャンバスをアップデートしていく

バリュー・キャンバスのすべての項目は仮説に過ぎません。

例えば、顧客も顧客仮説です。価値も価値仮説です。各KGKPIも最初は仮説です。その指標が正しい保証はありません。

よって、仮説検証を回しながら、プロダクトの価値を精緻化し、バリュー・キャンバスをどんどんアップデートしていってください。

プロダクトに魂を

顧客を中心に、つまり人を中心に考えることはデザイン思考の基本であり、価値を使って顧客をありたい姿に変化させる。そして、プロダクト側は価値ベースのコントロールファクターを意識してグロースしていく。そういうモデルにバリュー・キャンバスを作っています。

つまり、事業を行うそれぞれのメンバーの思いを価値としてプロダクトに載せていく構造になっています。

これを僕は「プロダクトに魂を込める」と勝手に呼んでいます。


注意

バリュー・キャンバスは現在も実践で活用中であるため、内容が改定される可能性がございます。その際は改訂履歴を追記する予定です。



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櫛田 瑞穂|Mizuho Kushida

noteでは"経験"したことをお伝えしたり、”かたち"にしたことを地道に粛々と書きたいと思っています 👉 twitter: https://twitter.com/miz_kushida

プロダクトマネジメント経験知

プロダクト・マネジメントやグロースハックの情報を発信予定です。
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