Flutter感想

これは Java 屋の発想で 再実装された言語である dart を使った、 Java 屋の発想で再構築された React だ。

FlutterがReactインスパイアであることは既に宣言されてる。StatelessWidget と StatefulWidget が分離され、State が書き換わった際はState から下のコンポーネントが再構築される。ライフサイクルメソッドがあるので、仮想DOM的な差分管理もしてるはず。

https://docs.flutter.io/flutter/widgets/State-class.html#dispose

Flutter は React.createElement の代わりに Widget を継承して React の render 相当の build を override して ひたすら Wigdet を new する。Reactの非常にJava的な解釈。Reactが関数志向なのに対して、Flutter はクラス志向。

標準のUIフレームワークが Material Design で、特定のデザインフレームワークに標準で載ってしまってるのがダサく見える。僕が Material Design 嫌いなのもあるが…

個人的にJavaが嫌いなので流行ってほしくない。いやDartはそれ自体はいいと思うのだけど、こういうUI継承ベースのフレームワークが主流になるような開発環境で仕事をしたくない。嫌な思い出しかない。Backbone も Flash も Unity も。

これも個人的な意見なんだけど、継承ベースでUIを作るの完全に悪手であると思っていて、StatefulContainer はギリギリまで出現しないように設計すべきだと思っており、しかし人は平気でUI継承してprotected を埋め込み参照階層に暗黙のルールを発生させる。Flutterはその轍を踏まない選択肢があったのに、やってしまった。

という感じですこぶる第一印象は悪いです。


…と、深津さんが note で flutter 感想書いてくれと言っていたので書いた。

プレーンテキスト信者にはコード貼りづらいし段落のコントロールを奪われるのが辛いので、技術記事はもう書かないと思う。

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