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水谷浩章 2DAYS

2024年 1月19日(金) 20日(土)
新宿 Pit Inn http://pit-inn.com/
 開場19:00 開演19:30
 19日=¥3,850 20日=¥3,300(共に、1ドリンク付)
 ◎12/1(金) AM11時より、店頭予約、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、予約(開場時優先入場)受付開始。

19日 phonolite
 水谷浩章(B,Comp,Arr)、太田朱美(Fl)、小林豊美(Fl)、竹野昌邦(Reeds)、小森慶子(Reeds)、松本 治(Tb)
 梶谷裕子(Vla)、平山織絵(Vc)、山田あずさ(Vib,Per)、市野元彦(G)、外山 明(Ds)

20日 妖美のレシピ
 水谷浩章(B)、安田芙充央(P)、石井智大(Vln)

運転免許の更新で視覚検査したら「眼鏡等」の条件が外れました。田舎で遠くの山ばかり観て暮らしているおかげというわけでもなく、近くのものはどんどん見えづらくなっている。おそらく焦点の合うポイントが変わってきたのでしょう。歳をとると、そういうことがあるそうです。もう100回以上聴いている愛聴盤にそれまで気づいていなかった音色やフレーズが聞こえたとき、たまたまそれを聴いていた高級オーディオの性能によるものだと思っていたのですが、その後も度々似たようなことが起こります。耳が良くなったわけもなく、年齢とともに内耳で反応する何かが変化したのでしょうか。子供の頃からこれと言った音楽教育を受けたわけでもなく、気がついたらバンドマンになっていたような人間が、仲間と環境に恵まれ、トライ&エラーを繰り返しながら phonolite のような贅沢なオーケストラを続けさせていただいた結果、音色やハーモニー、リズムを認識する解像度が上がってきたのでしょうか。もしそうだとしたら、もう少し先が見たくなってきました。

1日目『phonolite』
 毎回「これで最後かな…」と思いながら、いざ始まってしまえば素晴らしい演奏に「またやりたい!」となってしまう。続けてきて本当に良かった。この方々があっての音楽です。大所帯なので、そう頻繁には出来ません(最近は年に1回くらい)是非、この機会に聴きにいらしてください。

2日目『妖美のレシピ』
 一見無関係に見える異次元のレイヤーを重ねることにより起ち上がる立体空間と、とてつもなく美しく妖しい音楽。安田芙充央さんの魔法に取り憑かれ、その秘密に少しでも触れたい一心で組んでしまったセット。そこには、これ以上の適任者は居ない、独自の世界観で異彩を放つ石井智大さんとのトリオにて。楽曲と即興の境界を彷徨います。


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