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魔法使いのライターの火

頭が無なので ゆっくり思い出しエピソード書きます。


以前、リラクゼーションマッサージの施術のバイトをしていた頃です。
女性の先輩方と 4人で飲みに行きました。

わたしは お酒は飲まないのです。
たまに 少々、気分によって 飲みますが、
飲んでも飲まなくても ノリは変わらず 賑やかですし、
飲まずに わいわいやります。
(基本、お酒の席は 苦手です。)

この日 ひとりの先輩が
めちゃくちゃ 酔っ払いました。

まだ 飲みに行くと言って 聞かないけど
もう これ以上は 危険と 判断して
タクシー呼んで 先に 乗ってもらうことにしました。


そのタクシー待ちの時間。
先輩は タバコを吸おうとします。

カチッカチッ、と
何度も ライターを鳴らします。

カチッカチッ。

火がつかないようです。
先輩が ライターを摘んで 座った目で 睨んでいます。

カチッカチッカチッ

「つかないじゃねーかよ」
と 言葉も乱暴気味に。


わたしは 咄嗟に
「先輩、貸してください」
と ライターを貸してもらいます。

そして、
ふざけてもないし、
真面目でもなかったんですけど

なぜか その時
酔っ払ってる先輩に

「わたしが 魔法かけますからね、ちょっと念じますね。」

ライターを おでこにつけて
んー✨と 魔法かける真似をして

「つきますよ」
と わたしが点けると

ぼわっ。


本当に 火が点きました。

先輩は 目をまんまるにして
「おまえ(先輩、女子なんですけど) すげーな。本当に魔法使いか!」
と 酔っ払ってるので
少し本気にしていました。


内心、わたしも びっくりしていたのですが、
なんともない顔して
「ふふふ。内緒ですよ。」
とか言ったのですが

本当は びびっていました。


というエピソードを思い出したので 書いておきます。


本当に 魔法が使えたなら
どうするのかな。

まだ noteに書けていないですが
夢で そういう力をもらったことがありました。
でも わたしは 自由自在に 自分が使ってはいけない気がして 夢の中で使いませんでした。

きっと 魔法が使えても 
よほどのことがない限り 使わないんだろうな。
使っちゃうと ずっと使わなきゃいけなくなる気がする。

もっと 面倒くさくて
もっと 不便でいいのかな、とか思うわたしです。

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