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またカラスに新発売商品 食べられた(思い返し日記 ⑤)

振り返りながら 書いています。
続きです。
内容はたいしたことではないです。へへ。
個人的な経験と それに対しての感覚の話です。

日記っていいですね。
あとあと 過ぎた後に 読み返すと その時 感じたものが 思い出されます。


大切に抱きしめて 先へ持っていきたいと思っています。




4/5
ローソンの新発売だったパンを買って そのあと 欲しいものがあって 雑貨屋さんに寄ったんです。

ちょっと 選ぶのに 思うより時間がかかったのですが レジに行くと

自転車の鍵を 手に持っていたからか
『自転車で来られました?』
とお店の方に聞かれました。

なんだろうと思いながら
「はい」
と答えると
どうやら カラスが 自転車のカゴに入れてあったものを漁っていたらしく…

『パンとか買われてました?』
と聞かれ

「あ、はい」
と答えた瞬間に思い出しました。

去年も ここで そう言えば ローソンで買った新発売のおにぎりをカラスに盗られたのです。

その時のカラスは わたしが側で立っても 無視で レジ袋を見事に破いて そこから 新発売のおにぎりを 選んで奪って わたしの前で 美味しそうに食べてたんです。

つい写真を撮った記憶があります。



それらの記憶が びゅんと駆け抜けました。

あのカラスかな


お店の人が
『もう少し早く気づいたらよかったんですけど… すみません』
なんて言ってくださるので

「いえいえ、そんなことないです。前にもあったんです… (と以前の話を説明)なのに もう一年ほど経つので すっかり忘れてました。学習能力がなかったです(笑)」

『賢いのがいるんですよね。ちゃんと食べ物があるのがわかるんですよね』
などと 会話をして

「掃除してもらってすみません」
とお礼を伝えながら

会計が終わって
外に出ました。

自転車のカゴの中を確認すると 綺麗に 袋を破かれていて パンの他に お昼のおにぎりも買っていたのですが それもなかったです。
あと ペンと飲み物も買っていたのですが それは残ってます。


すごいなぁ。
ちゃんと食べ物だけ とるんだなぁ。


感心の方が大きかったです。
すると、
一羽のカラスが 戻ってきました。


君だな

嘴を 掃除してます。
美味しかったんだろうな。
また新発売やられたな。

お店の方が出てきてくれて 
『 大丈夫でしたか?見ましたよ、嘴 キレイキレイしてましたね!(笑)』

「ね!(笑)」

『 片付けはしておくので 大丈夫ですから』

「すみません。お願いします」


また新発売食べられなかったなぁ。
カラスに食べられちゃった。

同じカラスのような気がしてなりません。
いやきっと 同じだ。
そうに違いない。

ちきしょー、と思いながらも 
やはり可愛いやつと思ってしまうんです。

わたしも気をつけよう。


以前、駐車場に 車がたくさん停まっていて 特に家族連れを狙っているようで 車と車の間から 観察してたカラスを見たことがあります。

本当に賢いです。




翌日、そう言えば 燕はもう来たかな、と考えていると

来てるよ!

と言わんばかりに 目の前を 数羽 飛び回ってくれました。

いらっしゃい。
今年も 燕を見ることができました。









4/8
心療内科の日。
ここでもまた 桜を楽しむことができました。
いい感じの風が吹いていて
桜がちらちら 雪のように舞っていて その中で 立って にこにこしました。


ひょっこりしてる葉っぱには
とても惹かれます。

声をかけられている気がするので
わたしも 送れてるか送れていないかの確認はできないけど テレパシー送ります。




4/9

雲の隙間の青い道 渡ってみたいなぁ、と
見上げました。

そして 渡る想像をしました。
想像をすると 魔法がかかって
気持ちよくなりました。ふふ。
ふわふわ白い雲の壁の
青い道を渡るの気持ちよさそう♪


夕方、動物病院に寄った帰りに見た空です。
天使の梯子って言われてるんですよね。
わたしは 光のシャワーって思ってしまうんです。
浴びたいです。
浴びるイメージを想像して 気持ちよくなります。

単純で 有り難いです(笑)

動物病院の帰りに
いつも見ないのに たまたま水路を覗いたんです。

水路はわりと覗くんですけど ここは あまり覗いたことがありませんでした。

すると、赤白の鯉が流されていました。
そんなに流れは強くないのですが
鯉は流されるのが 嫌なのか 身体をくねくねとくねらせて 向きを反対に向けて 端っこに寄って じっとしていました。


嫌がってるから 救ってあげたいと思うのですが どうすることもできず、
おかしな行動かもとは思ったのですが、
動物病院の受付の方に 伝えに戻りました。

救けられる人がいるなら 救けてもらいたいという気持ちもあったと思います。

殆ど 無意識の行動ですが あとあと
言われても 言われる方も 困るんだろうな、とも考えたりしました。

そして逆の立場になったら
できる範囲で 精一杯 救けられることを考えられるといいな、とも思いました。

受付の人も心配してくれていました。


その後 スマホでいろいろどうにか救けてもらえるところってないのかなぁ、と その場で調べたりしましたが 全く わかりませんでした。

網持ってきて
わたしが救おうかな、とも考えたのですが 鯉を入れてあげられる水槽がないなぁ…
と行き詰まってしまい、いいアイデアが浮かばないのです。

どうすることもできず、
その場で15分くらい 考えたのですが
鯉に ごめん、と思いながら 夕空を眺めながら 自転車で帰りました。


自分は ちっぽけな存在だなぁ、と ちょっと思いました。

救けてあげられないことも たくさんあります。

猫のことでも
鳥のことでも
虫のことでも
人のことでも

身体はひとつしかないし
その身体も このところ うまく動かないし、
充分なことをしてあげられる環境でもありません。

ずっと その感情に引っ張られるのは 違う気もするので この気持ちは 持ったまま 引きずられることはなく、考えながらも進んでいきます。


こうして日常 過ごしているので
日々、いろいろなことがあります。

いろいろなことを知ります。
考えます。

小さな出来事で 心の中では 嬉しくて大きく飛び上がるような景色にも 出逢います。
ひとりで 嬉しくなります。
(葉っぱがこっち見てたり、蝶がまとわりついてきたり、鳥が逃げずに こちらを見てたり、散歩中の犬に好かれてついてこられたり、知らない猫と仲良くなったり…たくさんありすぎます)

また いろいろなことを知ります。


ときどき それらが 鳥肌立つような 流れで繋がりがあることにも気づいて 軽く気持ちよく感電します(笑)


思い返し日記も あとひとつで終わりです。


 次男とキジシロ猫さんが いなくなって
いつも 居た場所を見ると 寂しい気持ちにもなるのですが
今 幸せそうなので よかったなぁ、と思う気持ちの方が強くて 意外と ふつうです。ゼリーの時間は 抜けたようです。
が、どうも いつもと違うエスカレーターっぽいものに乗ってる感じがあります。


こんなふうに 毎日 過ごしています。



暖かくなると 細道の端っこにも
彩どりの野花が 咲いて たのしい気持ちをくれます。

これからの地球の心配も ときどきしつつ、それも どうすることもできないまま、こつこつ目の前のできることだけなんだけど 丁寧に、たまに ぐうたらに、
そうしながら 自分の道を歩いていきます。

どうすることもできなかったことが、どこからか 繋がっていて 
どこかで 結ばれて大きなことを どうにかできるようになることを 望みながら 自由に 歩いていきます。


∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴




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