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パチスロ打ちは当面カバネリを打っておけばいい

キャリコネニュースという転職サイトで、もう7年か8年ぐらい前からコラムを入稿しているフリーライターの松本ミゾレである。
なぜかいつしか、パチンコ関連の記事を入稿したところ、どうしたわけかこれが伸びてしまい、今では全然関係ないのに、パチンコ・パチスロ関連のコラムを定期的に入稿することになってしまっている。
でもあっちじゃ書けないこともあるんで、こっちでそういうのを書いていこう。

僕自身は2003年にとあるパチンコホール企業に新卒で入社し、それから業務上仕方なくパチンコ・パチスロをおぼえたクチである。
もともと全然興味がない分野だったが、それを仕事にする以上は仕様を把握する必要があり、結構打ち込むことになった……そしていつしか依存症になっていた。

まあ昔の話をするのは終わってるおじさんの専売特許。
今回はそういう話は無しにして、ちょっと最近のパチスロの話を。

『鋼鉄城のカバネリ』、人気だよねという話をしたい。
本機はサミーが昨年の秋頃にリリースしたマシンで、簡単に言えばSTで引き戻して増やす台である。

4号機世代も絶賛!『カバネリ』は面白い!

まず言っておくと、僕は現在38歳のクソジジイである。
今年39になるわけなので、来年は不惑? おお、おぞましい。
まだまだ生きていたいのに、着実に死が迫っている。

そんな状況で出会った『カバネリ』。
たしかアマプラでアニメの1話だけは随分前に観た記憶があるけど、別にそこまで面白くなかったので以降は視聴していない。

その『カバネリ』がパチスロとしてデビューし、現在全国的にかなりの人気を博している。
理由は簡単で、STが面白過ぎるからに尽きる。

ざっくばらんに説明すると、STは25Gあり、この区間にチャンス目が成立すると疑似ボのチャンスで、チャンス目自体がかなりの頻度で成立するのでガンガン増えるイメージがつくのだ。

詳しい数値はパチスロ攻略解析サイトの「一撃」を見てくれれば。
僕の古巣なので。

で、僕は2003年からパチスロをしているんだけど、正直4号機世代でありながら、『カバネリ』の面白さにやられてしまっている。
それこそ『吉宗』や初代『北斗の拳』なんかより、よほど面白いと感じている。

4号機の機種って、そりゃまあ面白いのは多いんだけど、でもSTという、本来出玉が減る区間を全く気にさせない『カバネリ』の演出って、白眉と感じるのだ。出玉が減るって、本来スロッターが一番嫌悪するはずなのに。あの25GのSTではそれを感じるよりも、「チャンス目来い!」が上回っているんだね。

それでまた、1000枚ゲットすれば上位STに移行するというのも現実的に目指せる恩恵という感じで非常に良い。
上位の「美馬ST」に移行すれば、STは30Gとなるので、ますます当たりやすくなる……と言うけれど、個人的には1000枚突破までは簡単で、そこから先はどうもなかなか伸びない印象だ。
まあ、気のせいね。

『鬼武者』打つならこっちでいいよ

それこそね。現在ホールでは『新鬼武者2』って台もそこそこ人気なんだけども。僕はあれがどうも苦手で。
設定5確定とかの台を打っても、とにかくCZがやれないのだ。

4G間に小役を引いてマスを進めろっていうアレね。
そこに設定は関係なので、CZ入ろうとやれんかったら意味がないのである。

『新鬼武者2』には基本的にCZ経由の当たりしか用意されていないので、CZをやれなきゃもう天井まっしぐらなんですねえ。そしてCZでやれない人間は本当に天井に頭突き刺さる勢いで投資も加速。

こないだも2時間で4万のマイナス打っちゃって(なのでカバネリとモンハンでリカバリーした)。
CZ自体は6ぶっちぎりだったとして、そのCZを刺せなきゃ意味がない。

でね。
こういうことになるぐらいなら、おじさんは『カバネリ』を打つほうがいいねって思っちゃって。

というのも、カバネリはG数解除もあるし、CZも3種類ある。
このCZの中には、最悪でも3つのライフを減らすまでに小役を引けばOK、そのまま20G以内にライフが1つでも残ってれば疑似ボだよってモードがあり、実質的に『新鬼武者2』のCZよりも親切仕様で似たようなゲーム性のCZを楽しめちまうんだよね。

たとえこのCZがダメでも別のCZがあるし、何なら100G、250G、450G、650Gのラインで疑似ボ抽選もあるので、G数解除を待ちながらCZの出現も待つ、みたいな具合で打ってて適度に気がまぎれるのである。
とにかくバッサリゾーンで最初から緑とかなのに全然やれずに4G終了みたいな、あの悲劇に比べると『カバネリ』はだいぶマシ!

しかも『新鬼武者2』は所詮疑似ボが来なけりゃ純増は2.0枚。
一方『カバネリ』はST中こそ減るけども、疑似ボの純増は6.0枚。
正直、ST入れて1回ボナって表示200枚(実質150枚)乗せするだけで、『新鬼武者2』のAT2、3セット分ぐらいは乗るのである。
そんでST継続率は均して75%もある。『新鬼武者2』は基本50%なので大体1セット目に主人公がガンダムに消し炭にされる。

さらに言えば『新鬼武者2』の疑似ボってたしか純増4.0枚だし、それもなかなか連チャンしないし、半数は12Gのバケ。
もちろん、こっちはこっちで大きなAT中の乗せはあるから、一概に悪いものではないが……でもカバネリはすぐ当たってすぐ増えるからウケてるのであって、やっぱ出玉速度と、出すビジョンの明確さって大事よねって強く思ってしまうのだ。

特に4万も5万も負けて結果1セットで100枚未満ということが普通によくある『新鬼武者2』と比較すれば、最悪でも1000Gいけば絶対疑似ボで100枚以上取れて、しかもそこからSTがセットされる『カバネリ』のが全然希望あるよ希望。

だからみんな、打て。打ってカバネになれ。

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