溝内美菜

ライター。ベジタリアン。20代は世界各地を旅する。30代からインドとネパールに通算15…

溝内美菜

ライター。ベジタリアン。20代は世界各地を旅する。30代からインドとネパールに通算15年ほど滞在し、現地事情執筆とインドではアパレルの生産管理会社を経営。現在は日本在住。難病の肺疾患で、在宅酸素&電動車椅子ユーザー。https://twitter.com/MinaMizouchi

最近の記事

追悼・同病で今朝旅立ったFさんへ

今朝、わたしと同病で いつもお互いに励ましあっていたFさんが旅立ったと Fさんの娘さんから連絡があった。 Fさんの娘さんと私は 同じ歳で生まれた月まで一緒だ。 だからと言って わたしにとってFさんは 母のような存在ではなく 姉のような存在であった。 Fさんは、わたしと同じ難病の肺疾患で 去年の12月に私が入院していた時に 同室に入院してきた。 わたしたちは 6人部屋の左右の窓際のベッドにいて 息切れしながら咳き込んででも 話したいことがたくさんあった。 食べると息切

    • 新しい人生で出会ったリハビリの先生

      うまくつきあってきた難病の肺疾患が悪化して、 私の人生が一転したのは、 2018年の終わりのコトでした。 家の中の移動の5メートルでさえも、 激しい息切れがするようになり、 咳で夜は眠れず、昼間に横になっても 起き上がるのも辛い日々が続きました。 そして、 やっと巡り会えた今の主治医の先生の初診時の指示は、 翌日から入院。 2018年12月に入院し、2回のステロイドパルス療法が功を奏し、 なんとか危機を脱し、6分間歩行テストで25メートルしか 歩けなかったのが、100メ

      • 入院には「高額療養費制度」の利用を

        ずっとつきあっている肺疾患が急速に悪化してしまい、 2018年12月18日から2019年1月26日まで40日間入院していました。 入院して色々なことを知り、情報を共有出来ればと思い、 発信します。 わたしは、国民健康保険に加入していますが、 今回の入院にあたり、「高額療養費制度」を利用しました。 入院が長期の予定でしたので、費用的にも心配していました。 入院前に色々と調べていて、「高額療養費制度」という 制度があることを知り、安心して入院出来ました。 「高額療養費制度

        • インド人部下と心を通わせる方法☆

          最近は、日本でも、IT企業でインド人が働いている という話を聞くし。 あとは、日本の企業で働いている日本人が海外赴任で インドへ行き、部下がインド人になるケース。 このふたつのパターンでインド人が部下になる人が 多いのではないだろうか。 どっちかと言うと、 悩みが大きいのは海外赴任の人なのかな。。。 そこで、部下になるインド人に心を開いてもらって 話を聞いてもらえるようになるように、 わたしの体験を書いてみたいと思う。 私はインドとネパールで10年以上、 アパレルの日

        追悼・同病で今朝旅立ったFさんへ

          私のフランス人の弟分の生きている世界

          さっき、久しぶりに私のフランス人の弟分のRから メッセージが来た。 わたしたちは、男女を越えた兄弟の友情の中にあり、 前世にはきっと姉と弟だったにい違いないというくらいの 結びつきだ。 Rのイギリス人の奥さんのCも、今では私の良き友人で、 彼女もそれは認めてくれている。 そんなRは、 今は、ドイツの空港でトランジット中で これからシャーマニズムのトレーニングのために アメリカへ行くんだよって言ってた。 相変わらず、私の弟は違う次元で生きている。笑 彼はある夜、寝付けな

          私のフランス人の弟分の生きている世界

          インドカレーやさんでハッピーに☆

          今日は、赤羽のエキナカにある「Sitaara Diner」 というインドカレーやさんにランチを食べに行った。 美味しいので、時々、最近立ち寄ってる。 赤羽のエキナカ店はカウンターで5席しかないけれど、 本店はちゃんとしたレストランで、南青山にあるそうだ。 赤羽のエキナカのお店は、 とても人当たりが柔らかく、丁寧な日本語で 穏やかな笑みを絶やさないバングラデシュ人の方の接客が、 素晴らしい。 料理も美味しいんだけど、ハートって大事だなーって 今日は、改めて、感じさせてもら

          インドカレーやさんでハッピーに☆

          ネパールつながりのお友達とおしゃべり

          今日は、数年会っていないネパールつながりの日本人の お友達からLINE電話がかかってきた。 わたしは、インドに住む前はネパールにずっと住んでいて その時知り合った日本人女性のお友達である。 元々は、彼女がアパレル会社をやっていて、その生産管理を 請け負わせてもらっていたのだが、その後、彼女とは お仕事は一緒にしなくなっても、お友達ではあったんだよね。 数年前にわたしがネパールに行った時に ちょうど彼女と会って、わたしがインドに住んでる ことを話してたから、それを思い出して

          ネパールつながりのお友達とおしゃべり

          菜食の和食をインド・リシケシで味わう

          この写真は、インドのリシケシの日本人のみちこさんが 経営している「カフェおかえり」に 去年の11月に、行った時にわたしが頂いた巻き寿司セット♪ わたしがインドに住んでいた時は、一時期、自炊していたことも あるけれど、キッチンがなくて、外のベランダに無理やり ガス台を置いたりして、なにしろ暑かったし、 かなり無理があった。。。 ご飯を作ると、仕事や学校に行く時間も 少なくなってしまっていたので、長続きはしなかった。。。 そんな中だから、「カフェおかえり」で巻き寿司は、 感

          菜食の和食をインド・リシケシで味わう

          インドで一番驚いたこと

          今日は、以前住んでいたインドのラジャスタン州のプシュカルで 出会った日本人のお友達、サリーさんと池袋で会った。 彼女はインドのダンスをプシュカルの師匠に習うために 一年に数ヶ月、プシュカルに滞在しているのだ。 わたしたちは、お互い会うときには、町内会的な感じで、 夕方、湖で行われる儀式に参加したり、 お茶飲んだり、ご飯食べたりして、 苦楽を共にした貴重な仲間である。 「インドで一番びっくりしたのは、今日から 500ルピー札と1000ルピー札が使えなくなります。 ってアナウ

          インドで一番驚いたこと

          朝のニューデリー駅で、すごい努力を見た!

          インドに住んでいた時、ニューデリー駅を朝6時5分に 発車する「シャタブディエクスプレス」という電車に よく乗っていた。 これに乗って、わたしが住んでいたラジャスタン州の 最寄り駅「アジメール」に到着するのが、お昼過ぎの12時45分。 これだって、特急電車だからインドでは早いほうなんだけどね。 この路線にもう何十回も乗っているのだけれど、 一回、ニューデリー駅で、すごい詐欺師に巡りあった。笑 ニューデリー駅は、構内に入る前に、荷物をX線にかけて 入場するのだけれど、ここに

          朝のニューデリー駅で、すごい努力を見た!

          クラウドファンディング「報告編」

          クラウドファンディング「実行編」 https://note.mu/mizouchi_mina/n/n0e8d4a8164ee からの続きです。 Readyforのクラウドファンディングにて、 インドの女子校の備品購入プロジェクトに 支援してくださった方は、全部で47人もいらっしゃった。 そして、インドの女子校に扇風機などの備品の 設置が終了した。 その後、始業式の式典でわたしが、子供たちに、 この備品購入プロジェクトは、 日本の47人の方々のサポートにより、 達成したこと

          クラウドファンディング「報告編」

          クラウドファンディング「実行編」

          クラウドファンディング「支援者のタイプ編」 https://note.mu/mizouchi_mina/n/n33ed4adb88c5 からの続きです。 たくさんの方々に共感、ご支援いただいて、 目標金額の30万円はプロジェクト終了日の1週間前の 6月23日におかげさまで、達成! そこから先は、ネクストゴールと称して、更にご支援を 呼びかけて、最終日6月29日までに34万8千円のご支援を いただいた。 そこから、Readyforへの手数料を差し引くと、 284108円が、

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          クラウドファンディング「支援者のタイプ編」

          クラウドファンディング「スタート編」 https://note.mu/mizouchi_mina/n/n2d648e6f20a8 からの続きです。 インドの女子校の備品購入プロジェクトの支援を Readyforのクラウドファンディングで呼びかけ、 スタートしてわかった支援者の方々のタイプは、いくつかあった。 ①自分や友達の友人など、知り合いの人達 ②Readyfor内の自分とは知り合いではない人のプロジェクトを いくつも支援している人達 ③facebookやTwitter

          クラウドファンディング「支援者のタイプ編」

          クラウドファンディング「スタート編」

          クラウドファンディング「応募編」 https://note.mu/mizouchi_mina/n/ne3eaf2508a5b からの続きです。 Readyforで、インドの女子校の備品購入の支援を呼びかけるクラウドファンディングを始めたのが、2018年の5月下旬。 6月29日までに30万円を集めるプロジェクトだ。 Readyforのクラウドファンディングは、All or Nothingという方式で、期限までに目標金額を全額達成した時にのみ、支援金が支払われる仕組みで、目標

          クラウドファンディング「スタート編」

          クラウドファンディング「応募編」

          わたしは、インドの女子校の支援を行う奉仕活動をしていて、 酷暑地域なのに、教室に満足な扇風機さえないことを、ずっと心に留めてきた。 7月の新学期に合わせて、日本から渡印しようと思っていたので、扇風機をメインとする備品プロジェクトを立ち上げて、クラウドファンディングにより、日本の皆様に呼びかけることにしてみた。 クラウドファンディングのことは、よく知らなかったけれど、直感でReadyforという会社でやろうと思った。サイトは、たくさんの良いプロジェクトがあり、熱意にあふれて

          クラウドファンディング「応募編」