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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2019年1月の記事一覧

現代語訳「催馬楽」(25)

【 原文 】 西寺《にしでら》の 老鼠《おひねずみ》 若鼠《わかねずみ》 御裳《おむしやう…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(34)

【 原文 】 かれがれの契りの末はあだ夢の 契りの末はあだ夢の おもかげばかり添ひ寝して …

たま
5年前
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現代語訳「梁塵秘抄」(3)

【 原文 】 そよ わがやどの梅の立ち枝《え》や見えつらん 思ひの外《ほか》に君が来《き》…

たま
5年前
1

現代語訳「閑吟集」(166)

【 原文 】 月は山田《やまだ》の上にあり 舟は明石《あかし》の沖を漕《こ》ぐ 冴《さ》え…

たま
5年前
3

現代語訳「催馬楽」(10)

【 原文 】 伊勢の海の きよき渚《なぎさ》に 潮間《しほがひ》に なのりそや摘《つ》まむ…

たま
5年前
1

現代語訳「閑吟集」(10)

【 原文 】 梅花は雨に 柳絮《りうじよ》は風に 世はただ嘘《うそ》に揉《も》まるる (10)…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(118)

【 原文 】 情《なさけ》は人のためならず よしなき人に馴《な》れそめて 出《い》でし都も 偲《しの》ばれぬほどになりにける 偲ばれぬほどになりにける (118) 【 現代語訳 】 情けを掛けるのは他人のためではない。つまらない人と親しくなり、離れた都を懐かしむほどになった。思い慕う過去の出来事になってしまった。 ※Amazonで現代語訳版「とりかへばや物語」を発売中です。

古語訳「Grandfather's Clock(大きな古時計)」

おほぢの時計は過重なれば、九十《ここのそ》まで床に置かれぬ。丈《たけ》はおほぢより半《な…

たま
5年前
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現代語訳「梁塵秘抄」(26)

【 原文 】 仏は常にいませども 現《うつつ》ならぬぞあはれなる 人の音せぬ暁《あかつき》…

たま
5年前
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現代語訳「梁塵秘抄」(13)

【 原文 】 春の初めの歌枕 霞《かすみ》たなびく吉野山 鶯《うぐひす》佐保姫《さほひめ》…

たま
5年前
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古語訳「赤い靴」

紅《くれなゐ》の鵜皮履《うひり》の女童《をんなわらは》、唐人《たうじん》に具《ぐ》せられ…

たま
5年前
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古語訳「七つの子」

鴉《からす》、如何《いか》に鳴く。 鴉は山に美しき七つ児《ご》居《ゐ》る故なり。 愛《か…

たま
5年前
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古語訳「Happy Birthday to You」

誕辰《たんしん》祭、めでたや。 誕辰祭、めでたや。 むかはりぞ吉事《よごと》なる、真人《ま…

たま
5年前
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現代語訳「閑吟集」(87)

【 原文 】 思へど思はぬふりをして しやつとしておりやるこそ 底は深けれ (87) 【 現代語訳 】 愛《いと》しく思っていながら素知らぬ振りをしているのが、深い愛情というものである。 ※Amazonで現代語訳版「とりかへばや物語」を発売中です。